この3連休は絶対に山に行きたいと思っていたので、あるぺん号を予約した。
行先は午後までは天気が良さそうだった八が岳。
当初はまだ行ったことのない観音平から編笠山を経由し、権現岳から赤岳まで縦走し、美濃戸に降りようかと思っていたので、山と高原地図を見つつ登山計画書をそのルートで作成した。
でも提出した後で、1か月半ぶりの登山しかも病み上がりでこの行程時間13時間をやるのはあまりにも無謀、ということに遅ればせながら気づき(というか病み上がりでなくても赤岳登頂予定14時は無謀)、編笠山から権現岳経由で天女山に下る計画に変えた。
もし体調が無理そうなら編笠山ピストンにしよう、と思いつつ、日曜朝4時半、観音平着。
観音平でバスを降りたのは私入れて2,3人と少なかった(黒戸尾根登山口では7,8人降りてた)けど、5時前だというのに駐車場はもう満車で、どんどん人が出発して行ってて、人気っぷりに吃驚した。
観音平の駐車場にお手洗いはない、と聞いていたので途中の道の駅で済ませていたけどボックスタイプ(?)の簡易トイレが3つ設置してあった。これだけ人気な登山口なら需要はありそう。
身支度してアンパンを一つ食し、5時前スタート。
久しぶりだから無理しないようにしよう、と思って今日はストックも2本フル装備し、ゆっくり目に歩いた。
編笠山は岩々していると聞いていたけど途中まではこんな感じでなだらかな樹林帯が続く。
久しぶりだからすぐにぜえはあと息が切れて汗だらだらになりながら登る。
途中の雲海。
頑張ってジャンプすれば雲海が見えるかもしれない。
天気予報から想像していたよりは天気悪い。トレーニングだから景色関係ない、と思いつつも、せっかく来たんだから頂上に着くころには晴れてくれないかな、と一縷の希望を抱きながら登る。
なんかだんだんと道が私の想像していた岩々した編笠山っぽくなってきた。
岩場鎖場は好きなんだけど、もうこの頃にはへろんへろんになっててあまり楽しむ余裕なく。
振り返って休み休み登った。
最後のほうはたぶん5回くらいyamap見てそのたびに現在位置が全然進んでいないことに絶望しながら、ようやっと樹林帯を抜けた。
7時10分頃、編笠山到着。
まぁ予想はついていたけど眺望はこれだった。
雲の流れが速くてたまにちらっと下界を見ることができた。
10分程強風の中で耐えたけど、結局全部きれいに晴れることはなかった。晴れたら大展望だったんだろうな。。。ちょっぴり悲しい。
でも登る前は、1か月半も間あいて筋肉全部なくなってるんじゃないか、登れなくなってたらどうしよう、とちょっとどきどきだったので、何とかコースタイム以内に登ることができて、その点は結構ほっとした。
割とへろへろだったので、もう青年小屋経由でそのまま観音平に降りようかな、と迷いながらとりあえず青年小屋に向かう。
青年小屋までの下りが一番危険と思った、とレコに書いてる人を何人か見たけど、確かにな、という岩岩っぷりだった。
難しい、というのではないけど、うっかり足滑らしたりしたら変な折り方をしそうで怖い。
噂に聞いてた遠い飲み屋。改修中の様子。
青年小屋の前で休憩がてらミニアンパンを齧りつつ、このまま観音平に降りようか、権現岳まで行こうかめっちゃ悩んだ。結構足に来ている。リハビリだし無理するのは良くない。それにどうせこの調子だと権現岳まで行っても展望は望めなさそうだ。権現岳は冬に一度行ってるし。
でもせっかく苦手な夜行バスで八が岳まで来て、すぐ降りてしまうのももったいない気もする。まだ8時だから降りても10時だし。後どうせなら甲斐大泉の近くのパノラマの湯でひと風呂浴びてから帰りたい。もう汗だくだし。
と悶々と迷った末、とりあえず権現岳方面に向かうことにした。
青年小屋で休憩し過ぎたせいか出発後すぐにへろへろになり、ひきかえそうか3回くらい迷った。
とりあえず花など撮るふりして休憩しながら登る。
稜線に出たらこの展望でここでも心折れて引き返そうかと思った。
へろへろのまま惰性で足を進めていると、あれが西ギボシかな、という岩が見えてきた。
巻くのかと思いきや結構基部まで直登ルートで絶望した(絶望のあまり写真撮り忘れた)。
ここでも心折れかけて花など撮ってごまかす。
10回くらい休憩しながらようやく西ギボシを乗り越したら、右側がざっくり切れてるゾーン。
冬にも編笠山から権現岳行けるらしいけど、こことか結構怖いトラバースになるのでは?と想像。
それとも冬は違うルートがあるのだろうか。
ひいひいしながらいつの間にか東ギボシを通過したらしく気づいたら権現小屋についていた。
ここは今季休業だそう。
冬にこの権現小屋を見たか記憶にないんだけど、ここから権現岳はあっという間だった。
9時20分、権現岳到着。
めちゃめちゃ懐かしい。
去年3月に来たときはここから見る赤岳方面がめっちゃきれいだったけど
残念ながら今日はこの展望。
風も強いしあまり長居できるスペースもないので、ややもったいない気もしつつ、天女山方面に下りにかかる。
3月はここら辺は雪しかなかったけど、こんなに植物が生い茂ってたのか、というくらい植物まみれだった。
鎖場もあって吃驚した。こうやってみると大したことなさそうに見えるけど、上から見ると結構えぐめ。
三ツ頭までの登り返しで振り向いたらちょっとガスが晴れててテンションがあがる。
三ツ頭到着。赤岳方面は残念な感じだけど下界の眺めは最高にいい。
たぶんあの左のほうが編笠山で、そこから右端方面の権現岳まで歩いてきた(はず)。
リハビリにしてはよく頑張ったよ、としみじみ自画自賛した。
前三ツ頭方面。めちゃめちゃ展望が良い。
この辺りまで来ると眺めは最の高だった。
青年小屋で心折れて観音平に引き返していたらたぶんこれは見られなかったので、頑張って良かったな、と思う。
前三ツ頭からは、記憶と違わぬ激下りだった。
下りだからまだいいけど、これをこの暑い中登ってくる人達が結構いて心底尊敬した。
冬はこの辺りでカモシカがいたんだったよな、この辺りちょっと凍ってて登りは怖いと思ったな、と思い返しながら下った。
冬はこう。
夏は青々している。
冬、前三ツ頭方面を眺めた所。
夏はこれ。
最後の方は結構足ぷるぷるになりつつ、12時半前、天女山登山口に着いた。
冬はここからさらに公園を抜けて下まで下ったけど、夏はここがゴール。
タクシーを呼んでパノラマの湯でひと風呂浴びて、本日のリハビリ登山、終了。
八が岳、しばらくさようならかな。。。
次はいつ登れるだろう。
週末に向こうの秘書さんから連絡が来て、ビザ(の前段階の書類)がようやくおりた、と言われた。
good newsだ、と言われたけど、審査が遅れていることで8月いっぱいは日本にいることになるかと勝手に思っていたので、ちょっと複雑な気持ちになってしまった。
え、ほんとにもう行かなきゃいけないんですか、という気持ち。。。
1か月くらい先だと思っていたので、いろいろ急ピッチで準備しなきゃいけない。
もう一回くらい登りたいけど、結構厳しいだろうか。。。