シャモニー雪山教室3日目・最終日。
この日も幸いめちゃめちゃいい天気で麓からモンブランが見えた。
この日は7時50分にエギーユ・デュ・ミディ(3842m)に行くケーブルカー駅前に集合。
時間のせいか、一般観光客よりは登山客かスキー客で大盛況。チケット場には既に列ができていた。
ガイドBがチケットを買ってくれて(コース代に入っている)、早速ケーブルカーで上に上がる。
吃驚したのは、この急斜面を歩いている人達がいたこと。
装備からしてスキーではなさそうだけど、上まで行くのか途中で岩登りするのか。。。謎だ。
展望台直前のこの岸壁とか、手前は完全に氷壁になってるっぽいけど。。。こんなところ登るとしたら怖いな。
展望台到着。左奥のモンブランがよくみえる。
景色がすんばらしい。
すぐに出発するかと思いきや、ここでお手洗いにいった後に展望台に行くことになった。
あ、samaya!!
samaya宣伝スペースの横のベンチに荷物を置いておいてエレベーターで展望台に出る。
展望台から見える景色はこんな感じ。
素晴らしい。。。
いよいよ外に出る。
モンブランに三山縦走ルートで登った人の記録を幾つか読んでて、ここの展望台直下のリッジ歩きが一番怖い、と書いている人が何人かいたけど、恐らく最近なのか?フィックスロープが設置されていて安心感があった。
安全なところまで降りてくる。
景色がすばら。。。
ここからスキーで去っていく人達もいたけど、我々はロープにつながれたまま氷河を歩いていく。
右端に見えるコスミック小屋が最終目的地ではあるけど、今日はこれを左側からぐるっと巻いてコスミックリッジ(3800m)に取りつきリッジ上を歩いてコスミック小屋に向かう。
…というのは後から経験してわかったことであり、この時はどこに行くのかよくわかってなかった(フランス語がわからないので)。
正面の氷壁はモンブラン三山縦走ルートの最初の山、モンブランタキュール。
コスミックリッジ基部に到着。たぶん40分も歩いていないような気がする。
人気のルートなのか後ろから続々他のツアーもきていた。
フランス語の説明を聞くのを放棄して周りの景色を堪能する。
ここからどれくらいかかる?と聞くと、1時間半から2時間、と言われた。
まぁそれならいけるか、とちょっと安心。
背中側にあるモンブランタキュールが恰好良くて何回も振り返ってしまった。
昨日のように往復するのかと思ってポールを1本基部に残置したら、ガイドBに「もう戻ってこないよ」と言われ最後尾にいたフランソワに持ってきてもらう羽目になった。
…きっとさっきその説明もしたんだろうな。
でもフランス語だとわからんのよね。つらい。
たぶん15分くらい登ったところで稜線上に到着。
今からあの小屋まで行くのか、とここでようやく理解。
やっぱモンブランタキュール、恰好いいな。
この岩壁にべったり重く氷が張りついている感じ。
モンブランに行くとすればあれを登るのか。。それはちょっとやってみたいかも、と思いつつコスミックリッジ歩きスタート。
両サイドは切り立っている。
右に落ちれば大怪我くらいですみそうだけど、左側に落ちたら悪くするとシャモニーまで転がってって体は粉砕されるんじゃないか、という切り立ちっぷり。
左側はこれだからな。
でも雪がしっかりついているので、怖くはなかった。ちょっとした岩場の上り下りとかトラバースとかあってむしろ楽しい。
ロープでつながれているのがちょっと邪魔だったけど。。。
にしてもモンブラン方面恰好いいな。
途中でカムの使い方を講習したりロープの岩へのかけかたを講習してたりのゆっくりペースだった。
奥に見えるのがエギーユ・ミディ展望台。
めっちゃ綺麗。
人がありんこのようだ。
そしてモンブランタキュールが格好いいよ。しつこいけど。
超まったりゆっくりしながら岩雪ミックスのリッジ歩きを楽しみ、コスミック小屋到着。
面白いな、と思ったのはテラスの手すりを乗り越えて小屋に侵入すること。
一応侵入口(?)の部分だけ鉄板がはってあるので、アイゼンで床を傷つけないようにそこでアイゼン脱いだんだけど、ガイドさんはあんまりそこにはこだわってないようだった(いつかテラスが穴だらけになるのでは。。。)
小屋に入るときはアイゼンは勿論脱ぐ。
テラスから入るとすぐ食堂になっている。右奥がテラスにつながるドア。
そこをいったん通り抜けて用具置き場で用具を置く。靴も脱いでクロックスに。
ハーネスとかも全部取るように、壁に指示があった。
食堂に戻ってランチタイム。
私はヴィエノワ―ズコーヒーを注文した。さいこうやー。
生クリーム万歳。脂肪万歳。
おいしそうなタルト(巨大)も売ってたりした。
小屋のホームページをみたら2月半ばからオープンしたらしいので、一年中開いている、というわけではないらしい。
めっちゃ広々していて、2階のトイレ(男女共用)もきれいな水洗だったのにはびっくりした。
ただ、紙は流せないようで併設されているゴミ箱に捨てるよう張り紙がしてあったので、そういうのは万国の山小屋共通なのかもしれない。
後、ちょっと吃驚したのは普通にゴミ箱や灰皿もおいてあったこと。小屋の人大変ではないのだろうか。。。
コスミック小屋からの景色。
1時間程休憩して、また装備をつけて出発。
人がありんこのようだ(絶望)。
途中から来た道と同じところをひたすら歩いていく。
最後の斜面に取りつくときに自分でもわかるくらいにペースががた落ちして、前のエリックのロープを引っ張るようになってしまった。
もうあんまりにもロープ引っ張り過ぎて自分に腹が立つやら申し訳ないやらで、駄目だと我慢してたけどついにガイドBに「もうロープ取っていい?」と聞いてしまった。
そんなん言われてもガイドさんからすれば「いいよ」とはならない。
一度斜面を上がり切ったところで休憩し、Bが私とエリックの順番を入れ替える。
あそこまで登るの絶望しかない。
へろへろになって何度も足が止まりながら展望台帰着。
コスミックリッジの100倍この登りがつらかった。。。無理。
無事下山し、同じチームだったメンバーで近くのカフェで乾杯して終了。
モンブランビール、というらしい。
めっちゃ疲れたけどこのコスミックリッジ歩きは楽しかった。
ほぼずっと三点支持で這い登り続ける前日のエギーユ・ド・トゥールよりも個人的にはリッジを歩く時間の方が長いこっちのほうが好きだった。
雪の付き方にもよると思うけど、特に難しいところや危ないところはないように思ったし、来年の冬シャモニーに来るなら、今日と同じルートでコスミックリッジを一人で歩いてコスミック小屋でお茶して帰るのもありだな、と思った(帰りの登りが絶望だけど。)
3日間の雪山教室は、これで終了。
この日はシャモニーの和食屋さん、Satsukiでまぐろサーモン丼をお持ち帰りして食した。
疲れた体に米と魚と醤油が染みわたる。。。
































































































































