海と山、時々きもの -19ページ目

海と山、時々きもの

ダイビング記録+きもの試行錯誤の覚書。…だったはずなのに最近は山歩きの記録簿と化しつつある。
23年秋から山のない国に滞在中のため山歩き頻度は低下中。

前も書いたけどこの国には山がないらしい。
だから国外に登りに行く時は通販で必要なものを取り寄せるしかないかと思っていたけど、地図上で通勤経路の近くに登山用品店があることを発見し、今日昼休みにちょっとどきどきしながら立ち寄ってみた。
 
Alpinisme & Randonee=登山&ハイキング。
Le Comteはどういう意味なのかわからない。Comte=コンテチーズしか知らない。。。
 
 
入り口はあんまり大きくないけど、中は結構奥行きがあって、神保町の石井スポーツ登山本店かそれを上回るくらいのフロア面積はあった。
ザック、ウェア、靴、バーナーなどの調理用品、フリーズドライのフード、シュラフやマット…めちゃめちゃ色々あってテンション爆騰。
 
バーナーは船便でも航空便でも駄目だ、と言われて泣く泣くおいてきたんだよな。。
でもそんな登山をこちらでする時が出てきたらここで買えばいいんだ、というのがわかってすごく嬉しい。
 
ウェアはマムートやパタゴニア、アークテリクス等々、著名なものは一通りあった気がする。知らないブランドも色々あった。
しばらくは節約生活だから買えないけど、知らないところのもいずれ一度試してみたい。
 
ComtのMが山なのかわいい。石井スポーツのロゴを思い出す。
 
一部ミスって船便に入れてしまったものがあったので買い足し、ついでに記念(?)にプロテインバーを何個か買った。
さてどんなお味だろう。。。
 
ほんとはフリーズドライの商品も何個か買おうかと思ったけど、当たり前ながら五目御飯とかピラフとかそんなものはなく謎の料理だらけだったので今回は遠慮した。
 
店内を回っているだけで面白かった。
一つ吃驚したのは、クライミング用品がめちゃめちゃ充実していたこと。クライミングシューズの売り場が登山靴売り場とおなじくらいのスペースを占めてた。
この国、山はないと言っても割とクライミングに適した岩場は多いらしくクライミングは盛んらしいので、それでだろうか。
 
こんなに充実した登山用品店が近くにあるのがわかったのは嬉しい。
ほんとは冬までにどこか国外の山に簡単なハイキングに行きたいけど、このド平地でさえ急速に秋が進みつつあるし、10月は結構忙しいし、冬山用品は船便に入れてしまって着くのはたぶん11月だし、なので、山はもう難しいかな。。。
 
どこか南のほうの国で登れるようなところがあればいいんだけど、そうすると言語の問題が出てくるし(仏語にすら不自由しているのに)、なかなか難しい。
こちらに来てあっという間に2週間が経過した。
先週日曜に入居し、月曜日にインターネット回線を導入しようとして失敗し、水曜日に業者に来てもらってやっと回線もつながった。昨日はスーパーで掃除・洗濯用品を買い込んでようやく洗濯・掃除が出来てちょっと落ち着いた気がする。
 
入居したアパートは1930年代築ということで、予想はしていたけど1週間住んでみると色々不便な点もわかってきた。
一番の問題は、めちゃめちゃ音が響くこと。上階か下階かわからないけどテレビの音漏れがすごいし、上階の足音がすごい。
上階の足音がすごいということは私の足音も下階にすごく響くということなので、夜は早めにお風呂を済ませて夜中はあまり音を立てないようにしている。
廊下も床の軋みがすごいので、この1週間でできるだけ軋まないゾーンを歩く術を身に着けた。
 
最初にパリに長期研修で滞在した際、おんなじように床鳴りするような古い建物で、特にうるさくしたつもりもないのに下階から足音がうるさいとクレームが来て結局息が詰まって転居したので、音問題は結構トラウマ。
 
二つ目は水回り。
まだ水漏れなどはないけど、いつあってもおかしくなさそうな古さではある。割と上階にあるせいか、お湯を出しても水温が安定しない。
 
三つ目はエレベーター。
こちらでアパート内見したときに、エレベーターがない物件も結構あったのであるだけましなんだけど、うちのアパートのエレベーター、ドアがない。
 
正確には、日本で普通のエレベーターを想像してもらった際の、外側(建物側)のドアはあるんだけど、内側(エレベーター側)のドアがない。
内側のドアが蛇腹の格子状とかはアメリカの古い建物でもよく見たけど、全く内ドアがない、というのは初めてだった。
うまく撮れてないけど、こういう状態。
 
ドアがない上に、2人乗ると結構気まずい感じに密着するレベルで狭く、ちょっとでも体が外ドアに当たるとエレベーターが緊急停止するので少し不便。
 
ヨーロッパの古い建物、見た目はきれいなんだけどな。

 
でも実際住んでみると、こうやって音問題や水問題やエレベーター問題など色々不便な点はあると思う。
 
建物以外で困っている事は、道路が凸凹していることだろうか。
これはパリで嫌という程体験して、今回ほぼフラットな靴ばかり持ってきたので、困っているというか単に嫌なことではあるけど。
 
ヨーロッパのこういう石畳、これくらい隙間が埋まってるならまだいいんだけど。
 
↑のが年月を経た結果どうなるかというと、こうなる↓。
 
この隙間にヒールがはまり歩きにくいことこの上ない。。。ということをパリで思い知ったので、今回はパリの4年の生活に耐えた仕事用のフェラガモの太目ヒールのパンプス以外は、ほぼフラットな靴ばかり持ってきた。
 
石畳も、見た目はきれいかもしれないけど生活するには割と不便だと思う。。。
(ちなみに↑の石畳はきれいな部分を撮ったけど、住宅地はかなりの確率で犬の落とし物が転がっているので、下見て歩かないと危険)
 
パリもここも、古い建物や街並みは趣があって良いかもしれないけど、東京での生活に慣れきってしまった自分にとって生活するにはちょっと不便だ。。
でも文句を言っても仕方がないというかパリで文句ばっかり言ってた自分を反省してるので、今回は受け入れて楽しんでいこう。
 
 
 
朝起きたらホテルのバスルームの洗面台が故障していて、水を流したら洗面台の下から水が流れ出てくる、というギャグみたいな事態になったものの、10時から引き渡しだったのでとりあえずそのまま外出した。
 
土曜の朝だからなのかそういうエリアだからなのか道に人が少ない。
 
緑が多いのは素晴らしいことだ。。。やっぱり家この辺に決めてよかったな、と思う。
鍵渡してもらえるかやや不安だけど。
 
起きてからもう一度wiseをチェックしたけど、相変わらず大家さんへの送金(保証金+初月の家賃)の着金連絡は来ておらず、鍵を引き渡してもらえるかどきどきしながらアパートの玄関に到着した。
 
約束時間まで10分くらい時間があるので玄関前でうろうろしてたら中から「大家の妻です!」と上品なマダムが登場。
Etat des lieuxって不動産屋さん同席しないのか。。。私と大家さんと立会人だけなのか。
意思疎通いけるかな、、、と思ってたところに、「フランス語喋れる?私英語が駄目で。。。」と言われ、私氏、終了。
 
エレベーターの中でマダムに拙いフランス語で必死で「送金はしたんだけど、まだ着金が確認できなくて。。。」と話しかけたら、「ああ、着金してるわよ!」と言われ、一気に脱力した。良かった。鍵はもらえそうだ。
 
このアパートは1930年代に建てられたらしい。古い=水漏れなどのトラブルが多い、なのであんまり住む場所として古い建物は個人的に好きではないんだけど、このアパートはとても好きだと思った。
好きな場所その1。らせん階段。
 
大家さんは隣に住んでるとのことだった。内見したときの不動産屋さんの話では、大家さんは上階に住んでてて、フランスとここを半分行き来しているとのことだったけど、全然話違うやん。。。
 
ちなみに、この不動産屋さん(フランス語話者)は、内見時に犬連れで登場し、最初入る部屋を間違えて違う部屋のドアをがちゃがちゃやったりと、なかなかインパクトのある人だった。
 
内見時に、不動産屋さんの犬に靴を齧られながら案内してもらった部屋を、大家さんの奥さんに再度案内してもらう。
フランス語でつらいけど。。。
半分くらいしかわかんなかったけど、たぶんアパートの使い方は一通りわかった。。。ような気がする。。。けど気のせいかもしれない。
 
ちなみにEtat des liuexの立会人は約束時間の10時になっても登場せず、10時5分に「こんにちは。後5分で着きます」とメッセージ(フランス語)が来て、10時15分くらいになって悪びれる様子もなく悠々と登場した。まぁそんなもんだよフランス人って。。。いやフランス人ではないのか。
 
アパートの中で好きな場所その2。
 
やっぱり自分の生活において、「眺め」とか「明るさ」って結構重要な気がする。
日本の家も予算オーバーだったけど、選んだ理由の9割は眺め(0.5割は間取り、0.5割は利便性)だった。
この家も正直ちょっと予算オーバー気味ではあるけど、見た瞬間もう直観でここにしよう、と思った。
他にも何か所か内見したけど、なんか薄暗かったり、天井の圧迫感があったり、ここ以上に良いと思えるところはなかった。
(そもそも即入居開始がここと他1件のみだったし)
 
日本の住宅ローンを払いながらこちらの家賃も(一部会社補助があるとはいえ)払うことになるので結構生活が厳しくなるけど、心身の健康のためにも住環境って結構重要だと思うので、頑張ろう。
 

フランス語を聞き取ろうと頭をフル回転させたせいでどっと疲れて帰ってきてソファでしばらく寝てしまった。

明日はいよいよ入居で色々買い出しも行かなければならないし、こちらに来て2度目の週末もどこにも行くことなく終わりそうだ。

こちらへきて明日で一週間になる。
ホテルと仕事場の往復+家探しでしか外出していないので、正直殆ど街の中がわかっていない。
 
仕事もちょっと忙しめではあるけど、この一週間の最優先事項は家探しだった。
何せ、家がないと銀行口座も開けないし、IDカードも作れない。
以前フランスにいたときよりも格段にキャッシュレス社会になっていてそこら辺の小さな店でもクレカが使えるので、カードがある限り困りはしないけど、落ち着かないので早く家を決めたかった。
 
幸い昨日、契約書を取り交わすことが出来たけど、結構綱渡りでこの数日間胃がきりきりした。
月曜夕方内見・即申し込み→火曜に先方から契約書来着・確認→水曜日にサイン・先方に送付→木曜に先方サイン済の契約書来着、だったけど、先方からサイン済の契約書が来るまでは全く安心できなかった。
 
契約書が手元に来てからも、家賃や保証金の送金の完了連絡がなかなか来ないことに胃がきりきりしている。
水曜の夜にwiseを通じて送金して、「2営業日程度」で着くはずだけど、3件の送金のうち2件の着金完了連絡は結局金曜日中待っても来なかった。
明日Etat des Lieux(引き渡し時の現状確認)だけど送金が確認できてないので鍵は渡せない、と言われるんじゃないか、とか、間違った口座に送金してしまって結局返ってこないんじゃないか、とか、Etat des Lieuxの人への送金は完了しているけど「着金してない」と言われてEtats des lieuxをしてもらえなかったらどうしよう(=鍵を貰えない・入居不可)、とか、色々悪い方向に想像してしまう。
 
無事入居できるのか激しく不安だ。。。一応ホテルは保険として日曜日まで取ることにしている。
 
 
 

台風が来てたので飛行機が飛ぶのか、そもそも成田までたどり着けるのか、ちょっと冷や冷やしたけどなんとか無事に着いた。

 
久々の異国人としての生活1日目。

 
…1日目だというのに早速和食が恋しくなった。
でも近くの日本食レストランは全部日曜休日っぽいし、そもそもこれからいろいろと物入りになるので節約しなきゃいけないので、近くのスーパーでなんちゃって日本食+アジア食を購入して自分をごまかす。
 
何せ物価が高い上に、円安が酷い。
 
これで全部で日本円にして5500円。
 
とりあえずコメが食べたいけど日本食が近くにない、という時にパリでも中華デリで良く買ってたRiz Cantonais。
冷蔵のご飯で賞味期限が10日あるのはちょっと怖いけど。
 
困ったときのコメその2。SUSHI。
醤油は別トレイから取らなきゃいけなかったのに取り忘れたため、醤油なしで食べる羽目になったけど、コメ欲は満たされた。
 
なんちゃってカップラーメン。クノールの出すカップラーメンって初めてみた。。。
これ麺は普通の長い麺なのかな。。。だといいな。
前にパリでカップ麺買って意気揚々と食べようとしたらショートパスタならぬショート麺で凹んだ。
 
味はチキンなので、普通っぽい。
外国だと、「牛SUKIYAKI風味のカップ焼きそば」とか謎の味があるので、買うときは注意している。
 
昨夜着いて今日が実質1日目だったけど、近所をちょっと歩いてスーパーで買い物しただけで気力喪失して10分ほどでホテルに舞い戻ってしまった。
出張で海外に行くときはなんも思わないけど、生活すると思うと何となく心細い。自分がこの場所でマイノリティであることがひしひし身に染みるし、非常にアウェイ感を感じる。
この国は自分にとってほぼ初めてで知識もないし、ちょっと近所を歩いただけだけどアジア人を誰も見かけないのもあるかもしれない。
 
色々不安もあるけど、前回のフランス駐在での反省を踏まえて、今度はこの国を満喫してこの国を好きになって帰りたい。