海と山、時々きもの -18ページ目

海と山、時々きもの

ダイビング記録+きもの試行錯誤の覚書。…だったはずなのに最近は山歩きの記録簿と化しつつある。
23年秋から山のない国に滞在中のため山歩き頻度は低下中。

先週も先々週も雨曇雨曇雨雨雨、みたいな天気が続き、ああ欧州の暗い冬が近づいてるんだなあ、というか既に暗い冬だな、と実感した。
 
雨降ってないだけまだましな空。
 
世界一美しい広場(らしい)も空がこれでは。。。
 
で、タイトルの謎のカップ焼きそばコレクション。
 
話は10年前に遡る。10年前にパリに住んでたとき、近くのスーパーで見つけたこの日清の謎カップ焼きそば。
 
クラシックってなんやねん、と思いつつも、お湯入れて3分、湯切り口からお湯捨てて。。。とやるのも懐かしく、味も懐かしのカップ焼きそばの味だったので、大層愛用していた。
 
で、当時パリの近所のスーパーには3種類くらいしか味がなかったけど、この国に来て初めて近所の大き目のカルフールに行った時、3度見するくらい豊富な種類が陳列されていたので、一部は怖いもの見たさで購入してみた。それがこれ。
 
いやあ、集めるの苦労したわ。。。他にもっとバリエーションはあるのかもしれないけど、近所のカルフールの店頭に出てたのはこれで全種類だと思う。
 
一気にこの量買ったら、焼きそば転売ヤーか焼きそば中毒者と思われるかも、というチキンな心が働き、1回の買い物毎に1、2個ずつ、ちまちまと買いだめた。
で、それをもったいないので、いいことあった日や週末などの特別な日に、ちまちまちまちま大事に味わってみた結果を、書き止めて置こうと思う。
 
まずはクラシック。
 
ザ・王道のカップ焼きそば。日本のコンビニとかで売ってるカップ焼きそばの味。
付属のソースを全部入れすぎると濃すぎるので、3分の2くらい入れるのが良い気がする。
 
すき焼き味。
 
10年前パリにもこれは確かあった。
で、陳列棚の前で「すき焼き味の焼きそばとは?」みたいなことをしばらく悶々と悩み、すき焼き味とは?みたいなことを悶々と悩みながら食べた記憶がある。
今回も、(すき焼き味の焼きそばとは?)とすき焼きに思いを馳せながら食べた結果、味がよくわからなくなった。
ソース味の中にほのかに薫るみりんと醤油味がある気がするけど、ほんとよくわからない。
 
照り焼き味と焼き鳥味。
 
照り焼き味は10年前もあった気がする。
この2つに関しては食べる前、疑問は2つあった。
一つは、
照り焼き味と焼き鳥味の違いとは?(どっちも照り焼きでは?
というもの。
もう一つは、
すき焼き味と照り焼き味の違いとは?
というもの。
 
前者については、ほぼ同じながら、焼き鳥味の方が若干鳥風味がある気がした。当たり前か。
後者についてはもうよくわからない。すき焼きも照り焼きも自分で調理したことがないので、制作過程の違いがわからない。。。
味はなんかちょっと違う気はした(最悪な食レポだ我ながら)。
 
ここまではまぁ、王道?な気がする。
いや、もう一つくらい王道?で行けるかも。
 
それがこれ。カレー味。
 
これも陳列棚の前で「カレー味の焼そばとは?」(以下略)みたいなことになったし、味も考えすぎてよくわからなくなった(カレー風味は確かに感じた)。
が、まぁ欧州の人の考えそうな、「ぼくのかんがえたさいきょうのワショクのくみあわせ!」みたいな組み合わせだな、と思うからまだ納得できる。
(ディスってるわけではないですけして)
 
しかしここからはもう謎が深まるばかり。
 
チリ味。
 
 
味は。。。なんかもうよくわからなかった。
チリだった。
 
でもやっぱり私の中で、なんでそれを組み合わせようと思ったのか謎なカップ焼きそば第1位はこれかな。
北京ダック味。
 
北京ダックと焼きそばって両立するんや、知らなかった。
 
食べた瞬間宇宙猫みたいな境地になった。
北京ダック…私の中で北京ダックといえば去年の終わりか今年行った新宿のお店が記憶に新しい。
あそこ、おいしかったな。
皮だけ先に出てきてお砂糖つけて食べたら皮が口の中でとろけて、その後紹興酒飲んで、また皮をお砂糖につけて口の中に放り込んで…という永久機関が完成していた。
肉も勿論おいしかった。もちもちの皮に薬味と挟んで巻いてもらって一口齧り、紹興酒を飲み、また一口…ああ、最高や、あれ、ところで今私は何を食べてるんだっけ?焼きそば?
 
…というわけで北京ダックの思い出に浸っていたので肝心のこの「北京ダック味カップ焼きそば」の記憶が消失してしまった。
私の知ってる北京ダックとはなんかちょっと違う味だった気もするけど、まぁ普通に焼きそばの亜種としておいしく頂いたような気もする。
 
ちなみにこのカップ焼きそば、私の近くのカルフールでは1個約2.5ユーロだった。
 
2.5ユーロ=約400円。
 
インフレと円安の悲しみ。
これからも特別な日に大事に大事に食べよう。
 
 
 
今度こちらに来る人から、どういう人が駐在に向いていますか、と聞かれた。
 
ヨーロッパ駐在に必要なもの。。。
 
悟りの境地ですかね。
 
と答える訳にも行かないので、冬天気悪いとか言葉が通じないとか行政が非効率的とか色々な環境でもストレスたまらない人でしょうか、と当たり障りなさそうなことを答えておいた。
ああ、後、回答し忘れてしまったけど、色々なマイナスを上回って余りある程のヨーロッパへの愛があれば何でも耐えれるかもしれない。
 
そういう意味では、短気ですぐ頭の血管がぷちーんときれる、かつヨーロッパに対する興味∞ゼロな私のような人間は本来、駐在に向いていない。
向いてないけど、前回のパリ生活でストレス耐性はだいぶ鍛えられたとは思う。
 
今回、出国前に既に行政はフランスと同じかそれ以上だな、と思ったので、覚悟はしていた。
 
すなわち、こちらにおいて物事は全て、うまく行かないのがデフォルトであり、1回でうまく行ったら五体投地で神仏に感謝の祈りを捧げるレベルの奇跡、2回で成功したら涙を流して天を仰ぐレベルの奇跡、3回でうまく行ったら自分の幸運を誇っていいくらいの奇跡、だと覚悟はしていた。
 
こちらに来た駐在員が最初に直面する三大関門は、①家の契約、②滞在許可証の申請、③銀行口座の開設、だと思う。
①を契約する際に③が必要になるけど、③を開設するには①と②が必要、という鶏と卵みたいな状態になって苦しむ人が多い。フランスでもそうだった。
 
先週、②と③に行ってきた。
私の場合奇跡的に①は1回でしかもスピーディに成功したので、もう今年分の幸運は使い果たして②と③はきっとうまく行かないだろうな、という覚悟はしていた。
で、水曜日、居住区の移民局にアポイントメント時間に着いてドアを開けたら、
 
「もうここに来るのは3回目なのにその度に違う書類が必要だと言われる。いったいどういうことなんだ!」
 
と窓口で英語で叫んでる兄ちゃんが目に入って、オワタ、と思った。
 
きっとこれは15分後のわたしの姿に違いない。
私より先に入国した駐在員の人も、必要書類要件に書いてない書類が必要だと言われて登録が1回でうまく行かなかったらしいので、今日はその書類も含めて想定しうるありとあらゆる書類を持ってきている。
でもだめかもしれない。というかきっとだめに違いない。
まぁ、c'est la vie.
 
と座して死を待つ境地で呼び出しを待っていたけど、番号が呼ばれてベイマックスみたいな兄ちゃんにデスクに案内されて必要書類を提出して、幾つかやり取りして指紋を取ったら、30分程でするっと「はい、もうこれで終わりですよ」と登録が完了してしまった。
 
え、まじか。
 
余分な書類とか何も要求されなかった。
 
え、まじか???
 
五体投地で神仏に感謝を捧げそうになったけど、まだ早いことに気づいた。
 
2週間後に移民局で滞在許可証を受け取るまでは何があるかわからない。
2週間後に行って、「え、滞在許可証?あなたのは届いてないですね」と言われるかもしれない。
というかきっと言われるに違いない。
だからまだ喜ばずに静かな心で2週間後を待とう。
 
と思いながら木曜日は滞在許可証の引き換え証やその他諸々の書類を持って、③銀行口座の開設のために銀行に行った。
ちなみにこのアポを取るまでに紆余曲折あり2週間近くかかった。
英語が通じる店舗、ということでわざわざ家からは遠いこの建物近くの店舗を指定。

 
アポイントは1時半だったけど、銀行の入り口は閉まっていたので、呼び鈴を鳴らす。
 
誰も来ない。
 
もう一度鳴らす。
 
誰も来ない。
 
まぁ、こんなのは想定内。特に驚かない。
 
諦めて入り口近くで待っていたら5分くらいしてちょうど中から人が出てきたので、〇〇さんとアポがあるんですが、と言って入れてもらう(近くで立ってたおっちゃんも同じことを言って入れてもらってた)
 
特に何も指定されなかったので入り口で待っていたんだけど、なかなか人が来ない。
 
5分経っても来ない。
 
まぁでも想定内。
こっちの人にとって5分とか遅刻のうちに入らない。
さすがにずっと立ってるのも疲れそうなので、ソファに座った。
 
10分経っても来ない。
 
まぁ想定内。
その間、一緒に入ったおっちゃんが担当の人に連れられ去っていき、私の後から来た2人組もすぐに担当の人が迎えに来たのを眺めながら、じっと入り口のソファに座る。
 
目の前を銀行の人が時々通り過ぎていくけど、皆自分の顧客じゃない人には関心がないので、10分経っても入り口に人が座っていることを疑問に思う人はいないようだ。
まぁ別に驚かない。
 
15分経っても来ない。
 
まぁ想定内。。。ではあるけど、私の担当者がこの後2時からアポが入っていた場合私はこのまま無駄足になる可能性があるので、さすがに近くに通りかかった人に「すみません、1時半に〇〇さんと約束してたんですが」と声をかけた。
 
2,3分してえっちらおっちらやってきた担当者に「アポ入れた?」と不審者を見る目で見られた(想定内)ので、秘書がアポを入れた際のメールの打ち出しを見せる。動かぬ物的証拠は強いのでやっぱりこちらでのやり取りはメールに限る。
「私のアジェンダには入ってないのよね」と言われ(知るかそんなこと)つつも、一応案内してくれる気はあるようなのでほっとした。
 
クレジットカードの申請に関しては幾つか書類が不十分かも、と言われつつも、1時間ほどして銀行口座自体は一応開設できた様子で、数日以内にキャッシュカードが家に届く、と言われ、一安心した。
クレジットカードはもしかしたらまだ道半ばかもしれない、というかきっと道半ば、というかまたスタート地点にきっと戻されるんだろうけど、銀行口座がようやく開けるならあんまり贅沢は言うまい。。。
 
これも1回で登録できるなんて奇跡だ、と店を出て神仏に感謝の祈りをささげた。
 
。。。と思ってたけど、金曜になって、銀行の担当者からメールが来た。
曰く、「スキャンの調子が悪かったみたいなので、パスポートと滞在許可証申請書類と家の契約書を送りなおしてくれますか」と。
 
ちょっと祈り捧げるの早かったな。。。
まぁ想定内ではある。引き続き悟りと諦めの境地で緩く頑張っていこう。
 
この国最高峰(700m)を目指す旅は開始早々終了してしまったけど、このまま帰るのはもったいなさ過ぎるので湿原を回ることにした。
 
事前にウェブサイトで地図などを見つけられなかったので、とりあえず駐車場の隅っこにあるコンテナみたいなインフォメーションセンターに行く。
 
地図がないか聞いてみたんだけど、購入した地図、あんまり何書いてるかよくわかんなかった。
”promenade”の地図だと言っていたので遊歩道のはずだし、難易度も書いてあると言ってたんだけど。
 
とりあえずトイレが今そこにある危機だったので、トイレがあるといわれた場所のうち一番近い、Maison du Parc Naturelを目指すことにする。
 
Yamapとか山と高原地図みたいに、目印となる地点地点の間のコースタイムとか書いてくれていないのが痛い。。でもインフォーメーションセンターの人は1.5kmと言っていたし、そんなに時間はかからないだろう、と予想。
 
あのウェブサイトでみた湿原の間の木道みたいなのはどこなのだろう。。。少なくともこのエリアではないっぽい。
 
羊などを眺めながらひたすら牧草地みたいなところの横の砂利道を歩いて20分弱くらいだろうか。
 
Maison du Parc Naturelに到着。
 
ここはかなりちゃんとした観光案内所で、トイレも完備してたし座れるテーブルや椅子、「公園の歴史」みたいな展示物もあった。
地図も掲示している。
来る前は、最高標高地点に行く、という考えで前が見えていなかったけど、今思えば普通にここに一番最初に来て色々体制を整えてから出発すればよかった気がする。
ここに来るには、私が下りたバス停の一つ先、「Botrange Centre Nature」で降りれば良い様子。
 
Maison du Parc Naturelでトイレ危機が過ぎ去ったので、周辺をうろうろしつつ、どこへ行こうか改めて色々と考える。
地図に所要時間が書いていないので予定がたてづらいことをこの上ない。自分が今来た道のりが所要20分弱であったことからどれくらいかかりそうかを推測するしかない。
 
あいかわらず、あの尾瀬の木道(風)の所もどこのエリアにあるのか全くわからないし。。。でもとりあえず、バスの時間まで残りちょうど4時間弱なので、下の地図でぐるっと周辺を時計回りにWM04を通り途中でMDY01に入って帰ってくることにした。
 
しばらくは再びこんな砂利道が続く。
自転車も通った形跡があるけど、おそらく馬も通ったのだろう。巨大な落とし物があった。なんでもありだな。
 
30分程歩き続けてようやく舗装されていない道に入る。
砂利道は歩きやすいけどなんか味気ないと思っていたので、ちょっと嬉しい。
 
どろんこみちをひたすらひたすら歩き続ける。この辺りでは結構犬連れのパーティなどともすれ違った。
挨拶はする人としない人が半々くらいの印象。
言語圏的にはこの地域はフランス語圏だったと思うのでBonjour、で通したけど、オランダ語やドイツ語も結構聞こえた。
 
しばらく進むと森の中に入る。一瞬だけ登山道っぽくなってテンションあがった。
 
 
この覆いはなんなんだろうな。
 
畑には見えないので、鹿の食害を防ぐ目的とかなんだろうか?謎の覆いはところどころにあった。
 
向こうの方にスキー場のリフトみたいな建造物が見えた。
秘書さんが、この地域は今の時期よりも冬の方が人が多い、と言っていたので、スキーが出来たりするのかもしれない。
 
森林を出たり入ったりしながらひたすら進んでいくけど、結構、地図にない分岐がたくさんあって、だんだん不安になってきた。
 
Google Map上のGPSの点灯している地点と手元の紙地図を見比べながら歩いていくけど、どう見ても紙地図にない分岐があったりしてよくわからない。
どうやら、地図のカラーリングしてある部分だけが道なのではなくその他にも舗装路などがあるようだ、と途中で気づいたけど、その頃には完全に自分のいる位置に自信が持てなくなっていた。
この下の地図で、右下のMDY01の辺りを歩いているつもりだったけど、違うかもしれない。
 
まぁいいか。なんか登山道みたいな所が出てきてちょっと楽しいし(一瞬で終わったけど)。
登山道だ。楽しい。
 
舗装されていない道のありがたみを噛みしめながら歩いていたら、突然目の前が開けて滝出現。
 
きれいだ。
 
でも、ここ、どこ???
 
地図上のMDY01は"La Cascade(滝)"と名前がついているので、MDY01上にいるっぽい事はわかった。
 
でも残念ながら地図にはMDY01のどこに滝があるのか書いてくれてないからわからないよ。。。
 
とりあえずしばらく行った先の分岐と地図上の「目」のマークで自分のいる辺りはここかな、と検討をつけたものの、そうすると自分の思っていたよりだいぶ進んでないことになり、ちょっと焦ってきた。
時間に余裕あると思ったけど、実は結構思ったより時間のかかるルートかもしれない。自分が途中で分岐で何回か迷ったせいもあると思うけど。
 
 
とりあえずMDY01と思われるところを足早に進む。
この辺りは人っ子一人いなかった。
人出は結構多かったものの、割と舗装路を進むファミリー連れが多かった印象。
 
この赤白マークがピンクテープみたいなものなのかな。。。
 
木道の出現にちょっと心躍るも全然湿原ではない。
というかさっきから殆ど湿原ではない。。。
 
この後もしばらく進むと地図にない分岐が出現し、しばらくうろうろ迷った末に、ちょっと心折れてとりあえずお昼を食べることにした。
ちなみにここに至るまで売店などは何にもなかったので、水や食料持参は必須。
 
エネルギーチャージして元気回復後、再び森林を進む。
 
再び地図にない分岐が出現し、とりあえず地図上では川沿いをまっすぐだったのでまっすぐ進むも、どう見てもあんまり人が入ってなくてめっちゃ不安になった。勿論周りには人はいないし、人の声も聞こえない。
 
来て2週間でド平地で遭難するのか、私。。。
 
一応踏み跡っぽいけど、これまでの道と比べて明らかに踏まれていない。。。
 
このまま進んで良いのか不安になり始めたころ、突然砂利道と合流。
さっきは「味気ない」とか思ってごめん砂利道。嘘だよ好きだよ。君が一番だよ。
 
標識ー!!私のこと置いていくなよ。どこにいたんだよ。。。
 
ちょうど目の前から、朝すれ違ったカップルが歩いてきたので、「この道このまま進んだら大きな道路にぶつかりますか?」と恥を忍んで聞いた。ぶつかるよ、と答えてもらって、ようやく安心した。
 
やっと心に余裕が出来て景色を眺める。
 
しばらくして車道に合流。心底ほっとした。
なんかおもろい標識がある。
 
ちょっと湿原っぽい。
 
結局あんまりそこまで尾瀬っぽくなかったな、と歩いてきて思ったけど、最後スタート地点のSignal de Botrangeの近くにそれっぽいエリアを発見した。残念ながら工事中で立ち入り禁止。
 
いつかまた行ってみたい。
 
14時20分頃、スタート地点のこの国最高峰(700m)に戻ってくる。朝と違ってたくさんの観光客がいた。
 
そして今更気づいたんだけど。。。
 
普通に隣のレストランの塔の方が高くないか???
 
「最高標高地点」とは何なのか。。。謎だ。
 
バスを待つ間、もう一つの湿原の方にちょっと立ち寄ってみた。ここがたぶんこの公園内で最大の湿原だと思う。
今度来る時はこっち側も歩いてみたいな。。。
 
4時間殆ど歩きっぱなしだったうえに、地図の読み方がよくわからなくて途中で迷ったり、時間が足りないかも、と焦ったりしてかなり疲れた。
海外のバスや電車では絶対に寝ないようにしようと思っているのに、帰りのバスは窓ガラスに頭を打ち付ける程爆睡してしまった。
でも久しぶりにちょっと森の中を歩けて良かったな。。。2分くらいだけど登山道みたいなところを歩けたのもテンションあがった。
 
今日しげしげ地図を眺め返していたけど、この自然公園、かなり広くて昨日歩いたのはたぶん20分の1にも満たないくらいのごく一部の場所なようなので、こちらにいる間また来てみようと思う。
 
 
最近寝ても全然疲れが取れないんだけど、今朝は6時に起きて7時には家を出た。
7時過ぎでもまだ暗い。憂鬱で暗いヨーロッパの冬が近づいてきているのをひしひし感じる。
 
住んでから知ったけど、実は住んでる地域はあんまり治安が良くないというか、住んでるブロック自体はいいんだけど一つお隣のブロックはあんまりよい雰囲気ではないので、バス停でバスを待つ間は結構緊張した。
 
というか今日はもう全てが緊張していた。
 
今日の目的は、この国の最高標高地点を目指すこと。
 
この国の最高標高地点=700m
 
この国の最高標高地点について、あんまり情報源がないんだけど、Signal de Botrangeという名前で、湿原?高原?内にあり、最高標高地点(694m)に階段を付け足して700mにした、という場所らしいことはわかってる。
 
見た目もただの階段なんだけど、とりあえずこの国に来たからには話のタネにでもこの国の最高峰(?)を制覇して、ついでに湿原散歩でもして帰るか、と思った次第。湿原は、観光案内を見るとやや尾瀬に似た雰囲気を感じて懐かしい。
 
しかし車どころか免許すら持ってない私が公共交通機関だけでこの場所にアクセスしようとすると結構ハード。
 
まず、今まで行ったこともない中央駅に行き、そこから新幹線的な高速鉄道に1時間乗り、Velvierとかいう聞いたこともない(ごめんなさい)駅で降り、さらにそこからバスを拾っていかなきゃいけない。
 
まず、あんまり治安の宜しくないバス停からバスを拾って無事に中央駅にたどり着けるか。
中央駅から切符を買って目指す地点行きの電車に乗れるのか。
電車に乗った後目的地できちんと降りられるのか。
そこからバスを拾って目的地にたどり着けるのか。
全てが不安。
 
不安だらけで中央駅に降り立つ。
 
中央駅、初めてきた。というかトラム以外の「電車」に乗るのこれが初めて。
私が乗りたい8:01分Eupen行きのは3番線、の表示がある。
でもフランスでは出発直前にプラットフォームが変って大混乱、みたいな話をよく聞いたので、ここでもほんとに3番線から出るのか、電車が入ってくるまでは半信半疑でずっと電光掲示板を見ていた。
 
席は二等席を取った。自由席らしく空いているところに適当に座る。
ヨーロッパの列車らしくあんまりきれいではない。客層も気のせいかちょっと怖い。
ザックを胸に抱えて目をかっぴらいて1時間強過ごした。
 
 
こっちの鉄道の落書きすごい。そしてそのまま走るのが更にすごい。
 
1時間強でVerviers中央駅到着。途中でリエージュ、という駅を通ったけど、リエージュってあのワッフルのリエージュだろうか。
 
割と立派な駅舎。
 
乗り換え時間が10分しかないのでトイレにも行かず急いでバス停を探す。
Googleの乗り換え案内だと駅前から390のバスを拾わなきゃいけないんだけど、Mapが表示している場所の標識には390の文字がない。
 
探しているうちにどんどん時間が減ってきて焦って、結局、バス停後ろのバス車庫みたいなところで390の表示つけているバスに近づいて、まだ朝ご飯中だった運転手のおじさんに「バス停ってどこですか?このバスSignal de Botrangeに行きますか?切符はどこで買えますか?」と質問責めにして、このバス停で待ってていい、という回答を得た。一安心。
このバス逃すと次は1時間後なので結構悲惨。
 
バスは割と地元民っぽい人であふれており、私みたいな観光客はあんまりいない様子。
驚いたことに車内アナウンスが全くなかった。
なのに皆降りたいバス停前になると止まりますマークを押して、降りていっているからたぶんジモティーなのだろう。
 
運転手のおじさんは見かけないアジア人女が一人Signal de Botrangeに行こうとしているのを知っているから通り過ぎることはないだろうけど、ほんとに大丈夫か、やや胃がキリキリした。
観光客殺し過ぎるバス路線に30分程ことこと揺られて、Signal de Botrangeに到着。
 
まず最初に帰りのVerviers行きのバス時刻表をチェック。土曜日は一日4本しかない。日帰りで来ようと思ったら、利用可能なのは実質的に14時50分か17:50分の2本だけ。
 
ただし、同じバス停にEupen行きのバスも止まるっぽく、こちらを利用すればEupenから電車で帰ることもできる。
見た感じ、13時台以降は1時間に1本くらいはどちらか行きのバスが来るように調整されているように見えた。
 
電車と駅でトイレを逃したせいでめちゃめちゃトイレに行きたいけど、ついに来た、という達成感の方が勝つ。
 
待っててSignal de Botrange。
バス停の目の前は駐車場とレストランしか見えないけど、この近くのどこか湿原の入り口があって、きっとその広大な湿原の中のどこかに謎の階段があるんだろう。
 
謎の階段を探す旅。ちょっとわくわくしてきた。
 
わくわく。。。
 
これやん。
 
どう見ても。
 
まさかこんな幹線道路から数十mも離れていない駐車場のすみっこにあると思わなくて二度見してしまったけど、どう見てもこれやん。この国最高峰。
 
え、でもほんとに?と半信半疑でせっまい階段を登ったところにあった標識「標高700m」。
 
そしてこちらがこの国最高峰(700m)からの景色。

 
この国最高峰を探す旅、開始1分で終了。

夕方、受付から宅配が届いたとの通知が来たので受付に降りた。

いつも受付にいる笑顔がチャーミングな女の子とはお決まりの挨拶しか交わしたことなかったけど、勇気を出して拙いフラ語で「ワタシ…ニモツ…ウケトリタイ」と言ったら、いつもの素敵な笑顔で「英語の方がよかったら英語にするよ(英語)」と言ってくれた上に、「前から言おうと思ってたんだけどあなたのそのショート、素敵だね」と言われた。

 

え。。。きゅん。

 

その髪が いいねと君が言ったから 9月28日はショート記念日

 

 

今日は、数日前からのこの国でのAmazonのアカウントの不具合を解消するためにカスタマーサービスに電話したら

 

「おまえのフランス語は何言ってるかわからん(原文ママ)」

 

と言葉のナイフでぶっ刺され、英語のオペレーターに転送するからと勝手に転送されそのまま20分待たされたし(さすがに電話代もったいなくて切った)、

 

数日前に銀行口座開設申し込みのために銀行にオンラインでアポを入れて今日の12時から12時半の間に銀行から予約確定のための電話あるはずだったのでずっと待ってたんだけど結局なかったし(また1からやり直し)、

 

割とさんざんな一日だったけど、受付の素敵女子に髪を褒めてもらえたのでもうどうでもよくなった。

 

そうか、ショート素敵か。

こっちで美容室探すの面倒くさいしお金もかかるから、こっちにいる間は髪切るのやめようかと思ってたけど、受付のお姉さんのために頑張っていい美容室探して2か月に1回は髪切りに行くか。