ピザ旅初日。
ポテト王国から始発のフライトでミラノのリナーテ空港に到着。
空港駅から地下鉄でミラノ中央駅を目指そうとするも空港内の売店のレジ横に携帯を忘れる、という大ポカをやらかしいったん駅を出て空港に戻った。
ヨーロッパだしもう携帯ないかも、と焦りまくったけど幸い売店のマダムが携帯を保管していてくれた。
神。
合計7年のヨーロッパ生活でこんなミスをしたことは初めてで幸先悪いような、でも奇跡的に戻ってきたのは幸先良いような何とも言えない旅のスタートを切った。
中央駅でも自動券売機で何故か切符が買えず、オンラインでも乗車直前のせいか買えず、仕方なくそのまま電車に乗ったけどこのままだと無賃乗車になる、と焦っていたら幸い巡回してきた車掌さんから買えた。
「次からは絶対乗車前に買ってね」と優しく注意された。
仰る通りです。イタリアの鉄道、難しい。。。
Vercelli、という何にもなさそうな町で電車を降り、バスに乗り換える。
ほんとにここにバスくるんかな、という何もない駐車場。
チケットは近くのタバコ屋で買えた。
特にバスチケット売ってます、という表記が出ているわけではないけど、レジ奥にいたマダムに「Alagnaまでの切符売ってますか?」と英語で聞いたら頷いて切符を出してくれた。
何事かイタリア語で言われたけどわからず宇宙猫みたいな顔をしていただろう私に時計を指さして再びイタリア語で説明してくれるマダム。
どうやら親切にも次のバスは1時間後だよ、という事を言ってくれているらしい。
Vercelliは全然英語通じなかった(より正確に言うと、英語で話しかけるとたぶん理解はされているけど、英語で返ってはこない)けど、タバコ屋のマダムも「Alagna行きのバスってここに来るんですか?」と聞いたバス会社のおっちゃんもイタリア語で丁寧に返事してくれてとてもやさしかった。
前にスペインでモンテペルディドを目指した時のことを思い出す。
あの時も皆スペイン語で色々と世話を焼いてくれた。オラ、とグラシアスしか言えない外国人にとてもやさしかった。
イタリア語もスペイン語も話せなくてごめんなさい。英語と幼児レベルのフランス語しか話せなくてごめんなさい。
ほんとは外国に行ったらまずは現地語で話しかけるのが礼儀だと思ってはいる。
でも悲しいかな、現地語で話しかけても返ってくる現地語が一個も理解できないので、大事な事を聞きたいときはどうしてもずるをしてしまう。
というか最近フランス語も幼児レベルを自称するのも憚られる程喋れなくなっていて、先週は道端でマダムに道を聞かれて「ここをまっすぐ歩いて大通りに突き当たったら左に曲がって最初の角を右です」という簡単なフランス語すら全く出てこなかった。さすがにフランス語の勉強再開したほうがいいかもしれない。
などと考えながら無事バスに乗り、2時間半ほどバスに揺られてアラーニャ到着。
バス停から10分程坂を上ってホテルに到着。
受付にいたのは小学校高学年くらいの男の子で、(これは。。。英語は無理か?)と思いつつも英語で話しかけたら普通に英語で返ってきてなおかつ宿泊の説明も英語でされて目が飛び出そうになった。
語学力ゴミの自分が人の語学力をどうこういうのは失礼にあたる気がして普段は言わないようにしてるんだけど、さすがに「あなたは英語がとても上手ですね」と言ってしまった。
「そんなことないよ」と恥ずかしそうにしてたけど、いやいや。。。私は小学生の時英語なんか一言も喋れなかったよ。
ホテルに荷物を置いた後、散歩に出かけた。
イタリアの山岳地帯に来るのは初めてだけど、景観は結構グリンデルワルトやツェルマットに似ている気がする。
こういう造りの家とか。
でもこういう家はイタリアっぽい。
この教会のカラフルさも、個人的にはとてもイタリアっぽい。
アラーニャは思った以上にとても小さな町だった。
今まで自分が行った中ではサースフェーくらい小さい。
ここがたぶん町の目抜き通り的な通りだと思うんだけど、ほんと静か。
あまり観光地化されていないのか、グリンデルワルドやツェルマットのように中心地に観光客向けのスーパーがある、というような造りにはなっていなくて、スーパーはこの目抜き通りを町の外れまで15分程歩いたところにしかなかった。
スーパーの品ぞろえも、登山用というよりは普通の生活に根差したスーパー(エネルギーチャージ用のゼリー飲料などはなし)。
スーパー(カルフール)で明日に備え飲み物(Powerade)とスニッカーズ2袋(3本×2)とナッツ&ドライフルーツの巨大袋を買う。
モンブランでの食料不足の反省を踏まえた買い物。
ちょっと重いけど、これだけあれば例えニフェッティ小屋で朝食食べられなくてもマルゲリータ小屋にたどり着くまでは持つだろう。
ホテル近くまで引き返して、ケーブルカー乗り場を確認したついでに隣のカフェで遅い昼食兼早い夕食を取った。
写真の上にあるクッキーはバーチディダーマ。
これがあるのは、イタリアっぽいなぁと思う。
おいしかったので、2つと言わずもっと5つくらい大量に買えばよかった。
クロワッサンサンドを齧りながら明日の天気をチェックする。
午後からSnow Showerという不吉な予報。
ここ数日天気予報チェックしていて、なんとか好転してくれないかなぁと思っていたんだけど、願い叶わず。。。
別の天気予報サイトだと、予報は更に悪い。
朝から雪マークで11時頃からは雷。
雷、横殴りの雪、視界不良の中下山し転がり落ちたメンヒの悪夢がよみがえる。。。。
一方で別の予報サイトだと午後からは天気は良い予報。。。
でもとりあえず朝一のケーブルカーで上まで上がって、そこで天気の様子見しながら出発時間を考えるしかなさそう。
ケーブルカーの終着点、プンタインドレン(Punta Indren)からニフェッティ小屋は一応コースタイム1時間半(鈍足の私はもっとかかるだろうけど)だし、色々Youtubeで予習した限りそんなに険しい道のりではないから、例えSnow Showersで視界ゼロになったとしてもGPSさえ握りしめていればたどり着けると思うんだけどな。。。
予報では雪マークだけど同時に太陽マークも出ているから、視界ゼロみたいな雪の降り方はしないと思うんだけど。。。
でも雷を避けるようなところはなさそうに見えたから、それだけが不安。。。
ニフェッティ小屋からマルゲリータ小屋を目指す18日もあんまり天気予報が良くない(特に午後)ので、この日はホテルに帰った後、1時間ごとくらいに天気予報を眺めて過ごした。














