美容室の給料制度 | みんなの【分かる】と【分かり合える】のお手伝い!KIマネジメントコンサルタント町さんのブログ

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KIマネジメントを理解すれば、嫌いな数字が共通言語に変わり、辛い作業が未来への取り組みに変わります!

美容師さんや関係しておられるディーラーさんたちに、どんな事を聞きたいですか?とアンケートすると、決まって【給料の事】という返答をいただきます。
確かに借入と同様、一番の悩みの種の一つと言えるでしょうねうんうん

しかし、明日のセミナーでもお伝えするつもりなのですが、恐らく皆さんが関心を抱いている“給料”と言う問題は、根本的な解決手段ではないという事を覚えていてくださいねまったり

中には、“給料制度を改善すればスタッフのモチベーションが上がる”と思っておられる方も多いようですが、それは大きな間違いでございます。
お給料によって上がるのは(ちなみに深夜までのミーティングや合宿も)、【テンション】であって【モチベーション】ではありませんブンブン

しかし、確かに賃金によってモチベーションが下がる事は有ります。
つまり、お給料の制度は『モチベーションを下げる事の対策にはなる』が、『モチベーションを引き上げる効果はない』と言えるのです。

このお給料の制度の様に、『モチベーションを下げる事への対策にはなるが、モチベーションを上げる効果はない』要因の事を、“衛生要因”と言います。

整理すると、
『不足すると不満足になるが、満たされても満足に繋がらない』要員を、衛生要因、
『満たされると満足になるが、欠けていても不満足ではない』要員を、動機づけ要因
と言います。

なぜ“動機付け”の反対が“衛生”なのか?
それは
『汚い部屋は健康を害するが、その要因を根絶する様に綺麗な部屋にしたところで、健康になるわけではない』という風に覚えてくださいませパンダ

動機付け衛生要因