数値分析力向上講座 2時間目 その3 | みんなの【分かる】と【分かり合える】のお手伝い!KIマネジメントコンサルタント町さんのブログ

みんなの【分かる】と【分かり合える】のお手伝い!KIマネジメントコンサルタント町さんのブログ

KIマネジメントを理解すれば、嫌いな数字が共通言語に変わり、辛い作業が未来への取り組みに変わります!

はい、それでは昨日のテストを返しますテスト

小テスト

答え合わせを始めますきんぱち
では、まず1問目。

総生産性を求める問題。
これはスタンダードですね。
総生産性ってのは、スタッフ一人当たりの売上高の事でしたねわはは
算式で言うと、総売上高÷スタッフ数。

この問題でいうと、【総売上高400万円÷スタッフ数7人】なので、57.1万円。
問題の一番上に【小数点第一を四捨五入】と書いていますので、小数点第一位を四捨五入すると、57万円となります。

ですから、正解は、57万円

続いて第2問。

スタイリスト総生産性。
これは普段耳にする事は少ないと思いますが、この第一問から第三問までは、総生産性を考える際のセット商品だと思って下さいかお

第1問で出てきた総生産性の57万円。
これを分解すると、【いくらの売上げを持っているスタイリストを、何人のアシスタントがフォローするのか?】と考えられます。

その【いくらの売上げを持っているスタイリスト】を表現するのが、スタイリスト総生産性です。
算式は総売上高÷スタイリスト数で計算されますそろばん

この問題で言うと、【総売上高400万円÷スタイリスト4名】なので、100万円。
ですから、第2問の正解はスタイリスト総生産性100万円です。

では第3問。
これは少し分かりにくい方もおられたようですねまったり
アシスタントバランスとは、僕が使っている造語です。

これは、生産者であるスタイリストを支援者であるアシスタントが何人でフォローしているか?
という指標です。
そもそも「生産性を引き上げるぞ腕」と言っても何も行動は変わりません。

そこで生産性を細分化して、【生産者であるスタイリストは、いくら売り上げれば良いのか?】と、【そのスタイリストを何人でフォローするのか?】の二軸で考えるという事です。

その際の何人でフォローするのか?というのがアシスタントバランスですね笑

ちなみに異業種では、スタイリストを“営業マン”、アシスタントを“事務員さんなどの補助者”と考えて、営業マン生産性と補助割合と表現していますポイント。
このアシスタントバランスのアシスタントの中には、レセプショニストも含まれます。
要するに、スタイリストを支援する人全てと考えて下さい。

アシスタントバランスの計算式は、アシスタント(+レセプショニスト)人数÷スタイリスト人数で計算されます。

ですからこの問題では【アシスタント3名÷スタイリスト4名】なので、0.75人。
ただし、小数点第一を四捨五入ですから、正解は、アシスタントバランス1人となりますポイント。

では、明日は第四問から答えを解説して参りますパンダ