ニュージーランドの楽しみ -86ページ目

おうち仕事

セミナー準備中


ワインメーカーというのは自分の畑を持たない場合、忙しい時期が限られます。
一番忙しいのはもちろん収穫とそれに引き続く仕込みの時期。ニュージーランドならざっくり言って3月~5月ですね。
そしてうちのワインメーカーの場合には、日本でのマーケティングがあります。これは年によって違いますが、6月や北半球の秋が多い。

それ以外の時というのは基本的にのんびりモードですが、今日は珍しく新年に行われるニュージーランドでのセミナーの準備中。これはワイン業界の方以外を対象に行われるものなので、かえって内容には気を使う部分があるようです。私が東京の某ワインスクールに通っていた頃の資料まで引っ張りだしていました。

さて、皆さんに楽しんでいただけるセミナーになりますかどうか。

クリスマスイブディナー



友人宅でのクリスマスイブディナーに呼んでいただきました。

左手にあるのは、ニュージーランドのアカロアサーモン(クライストチャーチから車で二時間程のアカロアの海で、できるだけ自然に近い状態で育てられている美味しいサーモン)のグラブラックス。
料理上手の友人が、お砂糖の代わりにメープルシロップを使って作ってくれました。美味しかった!アカロアサーモンは、他の養殖サーモンとは違ってしつこくなく、沢山食べてもいつまでも美味しい~。スモークしたものも売っているので、日本へのお土産にもお勧めです。

右手にあるのは持参したローストチキンの新ジャガとローズマリー添え。チキンはもちろん買ったものですが、ジャガイモは隣人が育てているのをこの日の朝に掘ってくれたもの。ローズマリーはうちの庭から。そしてフレーバーを加えるために使っているドライポルチーニは、町のあちこちに自生しているポルチーニを取って来てうちで乾燥させたものです。

隣人達との収穫物の物々交換や、自生している食べ物を収穫してくる行為って、人間の根源的なレベルで満足感を与えてくれる気がします。もっともっと自給率を上げたいな。





フレンチタラゴン



お隣りのマリアから、庭で育てているフレンチタラゴンを頂きました。
塀越しにブツの引き渡しをするのはいつものこと。今度はうちのチェリーをお裾分けしなくては。
フレンチタラゴンはお昼ごはんのトマトソーススパゲティにたっぷり入れてほのかなアニスの香りを楽しみました。残りは花瓶に生けてリビングと洗面所に。

今日作って友人宅へ持って行く予定のローストチキンにもぴったりだとマリアは言っていたけど、今日のチキンにはローズマリーを使う予定。
フレンチタラゴンの使い方はこれから研究します。