ニュージーランドの楽しみ -8ページ目

来月は選挙

 

ニュージーランドでは来月10月に総選挙が行われるため、今ニュースではその話ばかりです。

 

この国には国民党(National)と労働党(Labour)という二つの大きい政党があります。国民党は個人の自由と権利、そして国の干渉を最小限に抑えることに重きをおいていて、労働党は経済的レベルや社会的地位に関わらず全ての国民が平等であることに重きをおく、というのが基本的な姿勢であるようです。(私の理解では!)

 

私たちが2003年にニュージーランドに来た時に政権を取っていたのは労働党、それから政権は国民党に移り、また労働党に戻り、今度の選挙では国民党が勝つだろうと言われています。ちゃんと二大政党制が機能しているのですよね。

 

もちろんニュージーランドの政治にも色々と問題はありますが、少なくとも国民にとってどちらの政党を選ぶかという実質的な選択肢があって、次の選挙で負けるかもしれないという危機感があるから政権与党に緊張感があって、たぶん癒着とかも起きにくいというのは絶対的に良いことですよね。

 

日本にも、常に与党になる可能性のある党が複数あれば!といつも思います。

 

 

ワサビの花が咲きました

 

唐辛子とかワサビとか胡椒とか山椒とか、刺激物の好きな夫が育てているワサビに可愛い花が咲きました。こんな可憐な花が咲くのですね。

ワサビは水がたっぷり必要ですが、日陰がお好みのようです。直射日光が全く当たらない家の裏で機嫌良く育っています。

この間、葉っぱを醤油漬けにしたら、当たり前ですがワサビそのもののピリッとした辛味があってご飯のお供に美味でした。

 

 

日陰で機嫌良く育ってくれる植物は貴重です。大抵の野菜は日向が好きですから、庭の中でも日当たりの良い場所は取り合いです。ワサビとか茗荷とかシソとか、完全な日陰でも育ってくれる野菜(ハーブ、香味野菜の類ですが)は本当にありがたいのです。

 

日陰ですくすくと育ってくれる野菜やお花に関してはずいぶん調べましたが、野菜では上に挙げたもの、お花ではクリスマスローズと紫陽花くらいしか今のところ成功していません。良い情報をお持ちの方がいらっしゃったら教えて頂きたい!

 

 

クライストチャーチの和食屋さん

 

上の写真は、クライストチャーチで私たち夫婦が「断然ダントツNo1」だと思っている和食屋さんのお刺身盛り合わせです。美しいですよね。

 

ここのオーナーシェフがお店を辞めて日本に帰国するらしい、というニュースが流れた時はクライストチャーチ周辺の(もしかしたらニュージーランド全体の)日本人コミュニティに激震が走りました。いや本当に。

 

このお店は、家でのんびりご飯を食べるのが好きな私たち夫婦が、自分たちだけでも(お友達と一緒でなくても)進んで行きたいと思う、数少ないレストランの一つです。

日本のように新鮮な美味しいお魚が豊富に手に入るわけではないのに、いつも美味しいお刺身、お寿司を食べさせてくれて、サービスも素晴らしく、そしてワインの持ち込みができるという、私たちにとっては100点満点のお店でした。

クライストチャーチには、ワインの持ち込みができる良いレストランが少ないのです。

 

現時点で、もうお店は別の方の手に渡っているのですが、今月末までは元のオーナシェフが板前さんを務めていらっしゃるので、メニュー構成は変わったけれど、お刺身もお寿司も相変わらずハイクオリティです。

来月以降も頑張ってこの美味しさを保ってくれると良いなあ。期待しています。