明星ヶ岳から先は小刻みにアップダウンしながら明神ヶ岳へ。
ハコネザサや灌木を中心とした明るい登山道には花の姿も多く、随所に展望が開ける絶好の稜線歩き。
流石に歩きすぎているので目新しさは無いけれど、公共交通機関からのアクセスにも優れるお気に入りのコースだ。
外輪山北部の山並みと富士山
中央火口丘から外輪山北部にかけて
最奥には愛鷹山の特徴的な猫耳のような双耳峰。
いよいよ明神ヶ岳の登り返しに差し掛かる。
樹林を脱するとこれまで以上に展望が広がり、個人的に箱根外輪山一、二を争うハイライトと呼べる区間に突入。
いつ訪れても明神ヶ岳の稜線は気持ち良いもんだ。
もはやお馴染みの景色
10:15明神ヶ岳到達。
私にとって最多登頂数の山だから、何度目かは最早判らない。
本当なら久し振りに金時山へと足を伸ばしたいところだけど、帰りが大変(箱根、御殿場どちらの方面のバスも観光客でぎゅうぎゅう詰め)且つ交通費が嵩んでしまうので、ここは計画通り最乗寺へと下山しよう。
いつもの
いつもの
いつもの
この時季いつも見かけるナミハンミョウさん。
こいつは俊敏な上に警戒心が異様に高く、しかも翔ぶものだから、撮るのがまぁ大変。
来た道を戻りお気に入りの最乗寺コースへ。
山腹をトラバースする道は深い緑に包まれてとても良い雰囲気。
利用する人も少なく個人的に穴場のコースなのだけど、この日は何故か引っ切り無しに人とすれ違う。
うーん、これ以上増えないで欲しいなぁ。
正面に丹沢の大山を見ながら、気持ち良い開けた登山道を下っていく。
今の時季は水場の水量も豊富。
冷たく美味しい水まで補給できて至れり尽くせり。
開けた草原状の尾根道には小さな花もちらほら。
カナヘビと異なり警戒心が強く撮るのが中々難しいニホントカゲ。
こちらは尾切れ個体。
まるまる太っているので栄養状態は良さそう。
12:10最乗寺(道了尊)到達。
今回はバスは使わず節約のため徒歩で大雄山駅へ。
大した距離では無いし交通費も浮くので、断然歩いた方がお得です(笑)
12:52大雄山駅に到着。
好天に恵まれ種々の生き物や花々との出会いがあった有意義なトレーニング山行だった。
5月24日 42,676歩
箱根湯本駅6:52→塔ノ峰7:50→明星ヶ岳9:10→明神ヶ岳10:15→最乗寺12:10→大雄山駅12:52
諸費用
横浜市内→箱根湯本駅1,200円
大雄山駅→横浜市内1,100円
水2L100円
合計2,400円