※こちらのシリーズはシム(タウニーシム)の命を意図的に奪います。苦手な方は閲覧をお控えください※
※シムの死亡シーンがあります。耐性のない方は閲覧をお控えください※
コナーはこの時とある企画に参加させて頂く予定だったので、自シムのリンリー・カンナイに手伝ってもらってフィットネススキルを上げていました。
掃除をせずにいた小動物小屋が汚れてきました。ベガスさんは小さいスペースに汚れた小動物部屋と共に押し込められ、ひたすらボっちゃんにちょっかいをかけ続けることを強制されるようになりました。掃除をしようとしても手前に建てられたハーフウォールが邪魔で小屋自体に近づくことができません。
ターゲットより先に死にかけてる奴いた
ちょっと!早く涼しい服に着替えて!
ボニー「ダーリン、熱心だね」
コナー「ああ。俺はこいつにはすごく興味があるんでね」
暑い夏の日。シメオン・シルバーセーター先生が訪ねてきました。ボニーとシメオン先生はちょっといろいろあった仲。詳しくはブラックウィドウチャレンジをご覧ください。
シメオン「ボニー君、また何か企んでいるな?」
ボニー「なんのこと?」
シメオン「可愛い顔してごまかそうとしたってそうはいかないぞッ♡」
ごまかされてるぞッ♡
シメオン先生は閉じ込められたベガスさんに気付くことなく、ボニーを誘惑するだけして帰って行きました。
掃除もできず、仕事にも行けず、ボっちゃんに八つ当たりすることしかできないベガスさん。
ベガス「このっ、このくそ小動物が…ギャッ!」
ベガスさんは菌に塗れた動物小屋でイライラしながら過ごしていたボっちゃんに勢いよく噛み付かれてしまいました。そして…
ビンゴ!
ボニーが狙っていたのはこれです。ローデント熱。
小動物から感染し、放置していると最終的にはシムを死に至らせる恐ろしい病気です。
新たな犠牲者の死への旅が始まった時、かつての犠牲者がボニーにデートのお誘いをくれました。
ゴットホルト「ボニー!おまえ、家でおっさんを監禁してるな?ただの勘だが俺にはそんな気がする!家から出てこい!デートでもなんでもしてやるから!」
ボニー「ダーリンってば変な言いがかりはやめてよ。それにデート『してやる』じゃなくて『してください』でしょ」
セルジオくん!!今は来ちゃダメ!!この家には恐ろしい病気にかかったシムがいるのです。ぜっっっっったいにセルジオくんに移すわけにはいかない。
ベガスさんは体調がみるみる悪くなって行きました。トイレを何度も往復し、見ているプレイヤーも辛くなってきたほど。
だからセルジオくん!!今は来ちゃだめ!!!
笑顔がめちゃくちゃ可愛いけど今は本当に来ちゃだめ!!!
夜中。しはいかになっている最中、訳のわからない言葉で謎の果実に話しかけるコナー。なんとも不気味な光景です。
コナー「あのおやじはどうなってる」
ボニー「ダーリン、あの部屋に近づいちゃダメだよ」
ボニー「移るからね」
この段階まで来ると、ローデント熱は空気感染するレベルになる模様。
ボニーはベガスさんを厳重に閉じ込め、部屋から出てこられないようにしました。
せめて少しでも楽になればと部屋を整えベッドを用意したのですが、もう眠る体力すらないのかベガスさんは少し横になっては立ち上がりふらふらと歩き回るように。この死因、見てるこっちもなかなかしんどい。体調不良描写が頻繁で結構キツイです。
ボニー「ずいぶんたくさん育ったなあ」
ベガス「ふう…ふう…」
ボニー「あれ、ダーリン病気なんでしょう?出てきちゃだめじゃない。ゆっくりベッドで休んでなくちゃ」
ボニー「さあダーリン、部屋に戻ろうね」
コナー「そこに居させろ」
コナー「どのみちもう長くない」
ようやく部屋を出ることを許されたベガスさんでしたが…
口から泡を吹き、痙攣しています。まるで息が止まる寸前の、哀れな小動物みたいに…
ボニー「わお。なんだかあんまりキレイじゃないね」
ベガスさんはそのまま横に倒れ、息絶えてしまいました。
そしてコナーは…そう、コナーもコナーで、ただでボニーの誘いに乗ったわけではありませんでした。彼の方も自らの願望達成のため、犠牲者を必要としていたのです。
こうして生まれた善人の黒幕と、これでシムが死亡するのを見るのは7回目のブラックウィドウ。そこへブラックウィドウにとっては見慣れた顔の彼がやってきました。
ボニー「ダーリン、久しぶり。これからまたちょくちょく会うことになると思うよ」
死神「あなたはそうするだろうと思っていた。惨めな死のないシム生は、あなたには似合わない」
仰け反って驚くコナー。
コナー「死神と知り合いなのか!?」
ボニー「昔いろいろあったんだ」
無慈悲に魂を刈り取っていく死神。爽やかな晴れた夏の日にはあまりにも不似合いな光景です。
コナー「あのおやじも、あのまま苦しむよりはよかっただろう」
善人って誰がだよ
なんてことでしょう。コナーときたら、シムが死んでいるのを見て幸せそうに微笑んだばかりか、「いい感じ」とまで思っています。私は今悪人よりたちの悪い善人を目の前にしています。やべーよこいつ、超絶お知り合いになりたくない
一方でリンリー・カンナイからはお悔やみの言葉が届きました。倫理観ない人より倫理観ない善人がここにいるんですけど。怖いよ。
こうして無事にボニーとコナーは、ローデント熱による死がどういうものかを見届けたのでした。
ボニー「ダーリン、僕たち最高の組み合わせだよ。よかったらこれからも一緒に住まない?」
コナー「おまえと一緒に住んだら、俺も最終的に死ぬことになるのか?」
ボニー「僕を死神みたいに言うのはやめて」
ボニー「とにかく、一緒なら楽しいことができるよ」
夜中のWillow Creekに舞う、おどろおどろしい大量の胞子。
何か不穏なものの始まりを予言しているかのようです。
孤独な墓守と、全てを手にしたいブラックウィドウ。
不吉で残酷な二人組の物語が今幕を開けました。
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