【シム共有】

 

 

カンナイ家(子育てでパワーアップしたリンリー含む)をギャラリーにアップしました!

 

 

ID:myownprivate22

 

一家まとめてDLも気になったシムだけ個別でDLもご自由にどうぞ!

実はプレイが終了した10月時点からギャラリーに置いてありTwitter(X)の方では共有をお先に告知させていただいておりました。DLしてくださった方、ありがとうございます!

ギャラリー共有シムの取り扱いについてはこのブログについて/【シムのギャラリー共有】をご覧ください。基本的に常識の範囲内であればどんな風に使っていただいても大丈夫です。

 

ー世帯説明ー

カンナイ家はシャン・シムラに古くから続く伝統ある一家で、家長のジンギーは妻のロンリーと共に名家の名に恥じないよう子どもたちを厳しく育てています。長男のリンリーは独立し立派に働いていますが、次男のシンリーはまだまだ子どもっぽく、三男のナニモワーは運動に夢中です。

 

 

また、応募シムさんとの間に生まれた子どもたちについてもギャラリーに共有しています。子どもたちは多くの時間をリンリーと過ごしたため、母上及び産みの父上とはほとんど一緒に過ごせていません。もし応募シムさんの作者さんがダウンロードしてくださったとしたら、プレイヤーのデータでは離れ離れだった母子・父子をぜひ再会させ一緒に過ごす時間を与えて頂ければとても嬉しく思います。

 


カンナイ家の子孫(エ〜コ)

カンナイ家の子孫(シ〜テ)

カンナイ家の子孫(ト〜ヒ)

カンナイ家の子孫(フ〜ホ)



ここから先はカンナイ家の子孫チャレンジ本編の蛇足と個人的な感想になります。

プレイヤーの妄想爆発設定などをつらつら書いた内容となっておりますので、「興味ねえ!!」という方はスルーして頂いて大丈夫です。読んだらカンナイ家について分かりにくかった部分がもう少しわかるかも?程度の内容です。

 

星カンナイ家と秘密の事業

 

カンナイ家は大金持ちの一家。その金を生み出すのは彼らが営む様々な『事業』ですが、そのうちの一つに「謎の果実の売買」があります。カンナイ家はStrangerVilleの秘密研究所の地下にいるマザープラントを、お金を稼ぐための重要な道具として見ていました。それが初めて明言されたのがこの回です。

 

 

この事業は主にカンナイ家の次男であるシンリーが表立って担当しており、子孫チャレンジ中に第10子のコエダ・カンナイ、第20子のトンペイ・カンナイも巻き込む形となりました。

 

星カンナイ家の子孫チャレンジにおけるマザープラントの副作用

 

 

このチャレンジにおけるマザープラントには独自の設定がありました。「謎の果実」には摂取すると気分が高揚する効果があり、また一部の病気の治療薬としても使えるという設定です。ただし副作用として、摂取後に体に謎の模様が浮かび上がったり、短命になったりしてしまいます。また過剰摂取をすると中毒状態になり、最悪の場合死に至ります。(まえがみワールド独自の脳内設定で、実際には謎の果実にそのような効果はありません。)なので#145にてマザープラントを体内に取り込んだトンペイ・カンナイは顔や体にマザーの模様が浮かび上がっています。

 

 

うちのワールドでマザープラントを体内に取り込んだといえばブラックウィドウチャレンジの主人公ボニー・メイですが、彼はマザープラントの副作用を何も受けていません。(夜中はしはいかになって走り回るけど)StrangerVilleで事業を担当しておりマザープラントについて熟知していたシンリーは、ボニーに一目惚れしただけではなくマザープラントからの影響をほとんど受けていないボニーに強い関心を示し、彼を「マザーに愛された特別なシムである」と認識していました。ボニーの存在を引き合いに出し、トンペイを唆して彼を所謂「マザーの実験体」のうちの1人にしてしまったのです。

 

 

ちなみに尺の都合上プレイ記録の中には盛り込めませんでしたが、トンペイがマザープラントの毒を体内に入れたのちにシンリーも同じように毒を飲んでいます。これは彼の幼稚な好奇心から。2人ともマザープラントの影響を大きく受けているため、残念ながら長生きはできないと思われます。

 

星それぞれ別の方向に倫理観のない3人兄弟

 

 

このチャレンジの主人公だった長男のリンリーが、人の気持ちを顧みず目的を達成するためには手段を選ばない傲慢で倫理観のない男だったのはもちろんですが、彼の弟たちもまた同じように倫理観のない男たちでした。

 

 

これはすべてカンナイ家の教育と思想に由来するものです。次男のシンリーはリンリー兄様に背く者には容赦しませんし(プレイ記録内で伝わっていたかどうか分かりませんがシンリーはリンリーをほとんど崇拝状態でした)、穏やかに見えるナニモワーにもカンナイ家の思想がしっかり染みついているため、彼もまた「カンナイ家が中心、他は利用するもの」という利己的な考えを持っています。

 

 

プレイヤー個人としてはこの3人兄弟の中で一番厄介なのはシンリーかなあと思っていました。彼は幼稚特質を持っていますが、これは「善悪の区別がつかない」という意味でつけたものだったからです。彼は謎の果実で他のシムを中毒状態にした時も、コエダやトンペイを言葉巧みに操った時も、自分が誰かを傷つけている・悪いことをしているという自覚がまったくありませんでした。実際にいたら絶対関わりたくない。

 

星裏切り者

 

 

カンナイ家の子孫チャレンジが進んでいくにつれて、プレイヤーは「これじゃカンナイ家が余裕でアーチーやうねり率いるギャングワイフに勝っちゃう…」と心配になり始めました。リンリーの子どもの中にはウェアウルフやヴァンパイア、魔法使いなどのオカルトシムもたくさんいて(リンリーは特にウェアウルフの強化に力を入れていました)カンナイ家は着実に力をつけていっていました。リンリー(カンナイ家)の目的はギャングワイフの権力を失墜させ、裏社会をカンナイ家が牛耳ることでしたがプレイヤーとしてはこのチャレンジの終着点がそこになるのは嫌だなあと。そこでカンナイ家の子どもの中から裏切り者を出し、カンナイ家に打撃を与えようと思いつきました。

 

 

 

そうして白羽の矢が立ったのがカイ・テラコッタでした。妊娠できて天才特質を持っているのは自シムの中では彼だけでしたし、また彼の甥っ子であるリン/マイ・テラコッタはアーチー率いるギャングワイフに所属していたので、こんな言い方はアレですがカンナイ家の裏切り者を生み出すのに彼はちょうど良い母胎だったのです。

 

 

こうして生まれる前からカンナイ家、大好きなおとうさんを裏切ることが決まっていたマナ・テラコッタ。マナという名前には「力」と言う意味があるそうで、いろんな思いもあって最後の子にはこの名前をつけたいと思っていました。最後の1人の子どもだったため、リンリーも余裕がありましたし2人は仲良く、そしてとても楽しく過ごしました。ただマナが家を出てテラコッタ双子と暮らし始めた後、撮影のためもかねてしばらくマナをプレイしたのですがリンリーからは一度も連絡が来ませんでした。

 

 

マナはおとうさん(リンリー)が大好きでカンナイ家の子になりたいと思っていましたが、家に縛られこれから生きるシム生がカンナイ家のためのものであるということに息苦しさを感じており、とうとうカンナイ家から脱走してしまいました。目上の者に従いカンナイ家の利益だけを考え他者に冷酷で生きるというカンナイ家の血に、温かく人間味のあるテラコッタ家の血が勝ったのです。

 

 

まあこの落ち着きのなさナンバーワンのカイおじの子どもがカンナイ家にガッチガチに縛られて生きるなんて無理of無理だろうなと私もプレイしていて思いました。カイおじは長寿の人魚シムなので、他のノーマルシムたちとは結婚・出産についてかなり違った考えを持っています。カイもマナを出産して家を出た後、ほとんど連絡をよこすこともなく、また家を訪ねてくることもほぼありませんでした。

カンナイ家から脱走したマナがその後どうなったかについては、読んでくださった方たちの想像に任せたいと思います。マナはカイの血を引き継いだ人魚シムでした。もしかしたら海に帰ったかもしれない。もしかしたら、リンリーが新たな後継に使命を説明していたあの時にはもうこの世のシムではなくなっていたかもしれない。あるいは、胸いっぱいに自由を吸って世界を旅しているかもしれない。すべて皆さんの想像にお任せします。

 

 

別に誰が死ぬチャレンジでもないのにマナが成人して家を出たあと、プレイヤーはつい泣いてしまいました。家に1人っきりでいるリンリーを見てると寂しくて!でも終わった後は達成感と「リンリー、よく頑張ったねえええええええ(;_;)」という気持ちでいっぱいでした。

 

 

子どもたちが全員独立し、リンリー1人になった世帯画面。賑やかな時はここにいっぱい子どもたちが一緒に映っていたのに〜〜!!とこの世帯画面を見た時もまた寂しさが押し寄せました。脳内で作り出したストーリーをなぞってそれに合わせてプレイしていただけなのに最後はこんな感傷的にさせられてしまう、恐ろしいゲーム、シムズ。

 

 

リンリーがこのチャレンジ中にキスした回数、138回。

 

 

子作りのために頑張った回数、90回。

 

 

育児を頑張りすぎて気を失った回数、6回。

 

 

家族と一緒に過ごして幸せになった回数、1326回。

 

大変な日々でしたが、この統計を見るにリンリーもなかなか楽しい時間を過ごせたのではないでしょうか。

リンリーはプレイヤーが「冷酷で倫理観のないシム」という設定をつけたためそのように動かしましたが、基本特質は意地悪や悪人などを持っているわけではないのでほとんど他人を侮辱がすることなく、人当たりの良い陽気な楽しいシムでした。また、子どもたちの父親としても大変いいシムでした。自律で宿題を手伝ったり、話を聞いてあげたり、いっぱい話しかけて笑わせたり、優しい父上でした。

 

 

マナが独立するまでに、応募シムさん・これまで関係を持ったシムさんとはすべて関係を解消しました。作者さん、素敵なシムさんを応募してくださって本当にありがとうございました!優秀でかわいい子どもたちが生まれたのもすべて応募シムさん並びに作者さんのおかげです。本当に感謝してもしきれません。引き続きこのワールドでお預かりしている彼ら彼女らが楽しいシム生を歩めますように。

 

リンリー・カンナイもまた、新しいシム生を始めます。

 

 

星カンナイスタイル

 

最後に!プレイヤーがゲーム内で「カンナイスタイル」と呼んでいたのはこの組み合わせです。

 

 

My Wedding Storiesの中華服、Luxury Partyのアイシャドウ、City Living またはGet Famousのローファー、ピアスはお好みでどうぞ。

 

 

運動着はベースゲームの帽子とタンクトップにDiscover Universityのジャージです。

このチャレンジを読んでくださった皆様がいつかカンナイ家が恋しくなったら、ぜひカンナイスタイルをシムに着用させて思い出に浸ってみてください!(何)

 

長いチャレンジでしたが、無事に達成できたこと、たくさんの素敵な応募シムさんと出会えたこと、リンリー・カンナイというシムの魅力を再発見できたこと、すべてが本当に楽しかったです!

なんとなく時々読んでくださった方も、最後までお付き合いいただいた皆様も、本当にありがとうございました!

 

明日カンナイ家の子孫チャレンジまとめ動画が上がります。

よければぜひチャレンジを思い出しながらご覧ください看板持ちラブラブ

 

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