誰かに守られている
どんなに注意していても、起こる時は事故は起こる。
しかも、なぜか同じ場所で起こる。
何かに呼ばれているように、事故は起こる。
見たくはないのに、今日も、事故の現場に遭遇した。
かつて、奇跡的に、まるで、神懸かり的運転で、事故を回避したことがある。
あまり、運転はうまくないのに、なぜ、あういうふうに車の挙動をコントロールできたのか、今でも謎だ。
誰かに自分が守られているのだと感じないわけにはいかない。
節約と浪費
電話、水道、電気料金、交通費を少しでも節約すると、喜んでしまう。
節約しているはずなのに、預金残高が増えることはない。
浪費している者には、なぜか金が集まってくるように思える。
彼らは、金と相性がいいのだ。
節約ばかりしていると、金に嫌われるから、時々、浪費してみる。
熱の絨毯爆撃
外にいると、もうだめだ、暑くて。
熱の絨毯爆撃から避難をはじめる。
エアコンの効いた防空壕に逃げ込む。
防空壕に逃げ込むと、なかなか外に出られない。
熱の絨毯爆撃で、幸いだった。
実際に、絨毯爆撃の中を生き抜いた人々は、
明日、どんな気持ちで、終戦記念日を迎えるのだろう。
ストーリーテラーとは
一個の携帯電話が目の前にあったとする。
さて、その携帯電話を見て、何を想像するだろうか。
持主の年齢とか、容姿とか、職業、その人が抱えている問題。
優れたストーリーテラーは、目の前にある一個の携帯電話から、物語を展開することができる。
まず、登場人物の容姿を細かく描写する。そうすることによって、人物に命が吹き込まれる。
命が吹き込まれた登場人物は、物語の中で、作家の手を離れて、自由に動く。
作家は、登場人物の目を通した架空の世界を描くだけでいい。
睡魔は悪魔と契約を交わした
頭痛と、発熱と、吐き気に襲われ、もしかして、と思う。
いつもより、早く寝てみる。
全身が、汗の中。
空気は熱いのに、体は寒い。
我慢して、目を閉じ、眠る努力をしてみる。
真夜中前に、重い体を持ち上げてみる。
吐き気は少し収まり、ふらつく体をシャワーの中に投げ出す。
汗を流して、再び、眠る努力をする。
睡魔は、悪魔と契約を交わし、私から去っていった。
午前三時、身を起し、電脳空間を徘徊することにした。
お得意先を、クリック、クリック、・・・。
やがて、窓から、薄明かりが差しこむ。
真夏の夜は明け、私の体力は奪われてゆく。