僕は、音楽活動の中で
数えきれ無い程のバンドと
「対バン」と言う形で
同じステージに立って来たし
沢山のバンドと、一緒に打ち上げをし
話し、励まし合って来ました。
その中で、当たり前ですが
「諦め」て「辞め」て行く仲間も
数え切れない程居る。
その度に
「おまえならいける！この世代から1人でも良いから出てくれ！」
と夢を託されました。
ライバルは仲間でした。
一つのバンドがライブで良ければ
そのバンドにファンを奪われる
そんな勝負をしながらも
そこに友情は有りました。
そんな日々が有って
夢が叶うと言う所まで来て
「勝つ」と言う事の意味
そこに何があるのか？
本当に本気で勝負出来る相手と言うのは
ほとんどの人が、本気では無い、を
感じる人にとっては
誰よりも、気持ちが分かり合える相手です。
でも、勝ち上がれば
そんな仲間と勝負する機会が増えます。
僕の中では「勝つ」と言う事は
喜びだけではありません。
「悲しみ」が伴いました。
だからこそ、相手に納得してもらえる
「自分で無ければなら無い」
と考えてました。
子供達に指導する方は
出来るなら、そこを分かって居る方で
あって欲しいです。
別に「勝つ事は悲しいよな」と
教える必要は無いです。
ただ、それを心に置いて
子供達に力をつけさせてあげて欲しい。
そう感じます。
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