利き足メイン
このブログの大きなテーマである
ただ、日本のサッカー育生は
サッカーを始めたその日から
「両足」を使う事を指導される
それが「当たり前」となっているので
その中での「伝え方」が難しい。
何故かと言うと
受け取る側が「両足指導」と言う
既成概念、固定観念に染って居て
そこから「利き足メイン」を考えてしまうので
「利き足しか使わ無い」とか
「利き足と逆足の比率の話し」と言う
捉え方になってしまうからです。
つまり
「両足使える子」から「逆足」を
「使えなくした状態」を想像して
「そんなのが良い筈が無い！両足使えた方が良いに決まっている」
と言う思考に、大半の人がなるからです。
それは「両足指導」を前提にした考えの人が
「利き足メイン」を自己解釈した物で
僕らが言う「利き足メイン」とは
全く別物です！
「両足から逆足を引いた利き足」
とは、技術的に違うのです。
我々が言う
利き足メインと言うのは
基本となるオーソドックスな構えのような物で
サッカーをする上での基本的な技術の事を
指します。
この「サッカーをする上で」
と言う事がとても重要なのですが
日本には、そこにも問題があり
シンプルなサッカーと言う物が
日本の育成現場にはほとんど有りません！
サッカーを理解する前に
「ドリブル特化」や「個人技を磨け」と
サッカーから「パス」を削り落としてやらせたり
サッカーを理解する前に
1on1ばかりやらせたり
ドリブルする事を「目的」としたような
サッカーとは違う事をやらせ
それが「サッカー」だと思わせてしまう
間違った「サッカー観」を持たせる指導が
流行って居ます。
そして、そう言った指導も、
両足でボールを触る事を指導されるので
みんな両足でボールを触る為の
独特な構え、フォームになって行きます。
その、ボールを持った時の
ベースポジション的な構え、
それが、海外のトップチームで活躍してるような
選手達とは「違う」と言う事に
気付いて欲しいです。
我々が言って居る利き足メインと言うのは
その、海外のトップ選手が見せる
オーソドックスな構え、ベースポジション
基本的なボールの持ち方、運び方の事であり
先ずは、それを身に付けましょう！
と言う事なのです！
正しいシンプルなサッカー観と
その為の、身体の使い方と基本的な技術
それこそが我々の伝えたい事であり
本来は「利き足メイン」などと言うのも
間違いのような事で
単純に「サッカーの基礎基本」
と言えば理解される、で無ければ
なら無い事なのです！
竜の字
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