質美笑楽講(木造校舎、旧質美小学校)
に行って来ました。
木造校舎って
もう僕らの時代でもコンクリだったし
いつぐらいまで建てられてたのかな?
高台にありました。
それにしても
なんと言うか、物にも建築物にしても
やっぱりまとわりついている時間?って
言うか、1番賑わった時の面影みたいな
のあるじゃないですか?
勿論僕はこの場所に来たのは初めてだし
賑わった当時の風景は
知らないんだけど
見える気がするんですよね。
この校庭で
生徒や先生や親御さんみんな集まって
運動会で賑わった様子や
走り回る男の子、注意する先生
僕は廃坑とか廃村とか
行くのが好きなんだけど
なぜ好きかと言うと
栄枯を感じられるからです。
「いつかは終わる」
これを実感する事で
いま在るものを有り難く
感じるのです。
どんなに力自慢で威勢が良かった
大工の親父さんも
時間が経てば杖をつき
おじいさんになる
いろんな事
見た目のカッコよさや
お金をたくさん稼いだり
大きな家を買ったり
たくさんの部下を持ったり
そう言う事は人生のほんの一瞬
やがて賑わいを失う
手元に残るのは
どんな人生を生きたのか?
その物語なんだと思います
そんなノスタルジーな雰囲気の中の
カフェで
中庭を眺めながら
ピザを食べる
一瞬をどう過ごすか?
何が本当に大切か?
どう生きるのか?
そんな事を考え
今の幸せを実感し
癒された1日でした。
竜の字