ここ最近、健やかな気候が続いたおかげでしょうか?
ようやく、心の整理がついてきた気がします。
今、わたしは全てを話す覚悟を決めました…
~~~ プロローグ ~~~
神奈川県、西丹沢の片隅に、太古の昔より静寂の時を刻む世附山塊。
そう、ここは森の精霊が潜む聖なる地…
麓の集落からは、古来、ミツマタの花が香る季節にだけ、神々から立ち入ることを許された巡礼の山、ミツバ岳の姿を仰ぎ見ることができます。
南アルプス深南部と並び評されるこの山々は、最後の秘境の名を欲しいままに、今も訪れる登山者を拒み続けているのです。
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単独山行を業としているわたしでさえ、踏み入ることを躊躇してしまう、余りにも危険が多いこの聖地に、いつの日かこの足で立ちたい…
そして、そこにあるすべてを、わたしの記憶の隅々まで焼きつけたい…
いま想えば、ただ”己の生”を確かめたかっただけなのかも知れません。
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それは、ミツマタの季節をとうに過ぎた昨年秋のことでした。
わたしは、村人たちが止めるのも聞かず、禁断の山、ミツバ岳へ向かいました。
ここは、黄泉の国への入り口…
もう、戻ることはできません。
ここは、黄泉の国への入り口…
もう、戻ることはできません。
同行したのは、仮にN氏としておきましょうか?
はなはだ逆説的ではあるけれど、彼もまた、命を削りながら、自分の生きる場所を探して彷徨い続けている男だったのだと…
当時のわたしに、そんな余裕があったとは考えがたいので、今だからこそ感じることができる、
えっ? これって…
はなはだ逆説的ではあるけれど、彼もまた、命を削りながら、自分の生きる場所を探して彷徨い続けている男だったのだと…
当時のわたしに、そんな余裕があったとは考えがたいので、今だからこそ感じることができる、
えっ? これって…
でじゃぶー?
あっ!?
いつまで、やってるんだって?
うるさいな~!
ひとが、せっかくいい気持ちで筆を進めてるのに、茶々入れないでくれます?
前ふり長すぎて、本題に行けてない?
今日は、プロローグなの!
最初に言ったでしょ!!
(一応、つづく…)
ていうか、きっと、ここまでたどり着いてるひと、あんましいないと思うけど…
(それより、「でじゃぶー」って、音が変!)