(前回までのあらすじ)
「キング・オブ・OYASHIRAZU」(略してオヤッシー)
VS
「マスター・オブ・ZENMA」の決着やいかに!?
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さて、こうした充実した日々も、あっという間に終わりを迎えます…
ジェントル先生の神業的手術のおかげで、心配していた神経障害もありません。
「○○さん、今日で術後一週間、抜糸とガーゼ交換をしますね。
少し痛むかもしれませんが、再度、腫れたりしなければ、明日には退院しましょう!」
(だから、絶対「少し」じゃないでしょ!!)
骨の中に詰めるガーゼは、幅3センチ×長さ20センチくらいでしょうか?
「創腔が小さくなるに従って、ガーゼの量を減らして行くんですよ!順調にいけば、傷が塞がるまで、週1回の交換で2か月くらいです」(相変わらず、ためになるブログですね!)
まずは、骨の中に詰まっているガーゼの端をつまみ、「シュルシュル」と引き抜と、血が「ドボトボ」と出てきます…
で、今度は新しいガーゼを「グイグイ」と詰め込んでいきます。
こぶしをグッと握りしめ、わたしは痛みに耐えますが、これは「痛い度数4」くらいでしょうか?
マスターにとって少々拍子抜けですね!(わかったよ…)
抜糸してガーゼ交換したら、歯も噛み合って、口も閉じるようになりましたよ!
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こうして見事にオヤッシーを粉砕したわたしは、いよいよ退院の時を迎えるのでした!
(いや、粉砕したのは先生でしょ)ヒヒヒ…、もちろん退院後に飲んだらダメなんて言われてないですよ!!
勝利の祝杯に酔いしれながら、わたしは帰路に着きます…
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ん!? なんか忘れてない?
その後、何の音沙汰もないけど、Kはどうなったんじゃい?
ためしに電話してみると、
「あっ!さっき部品が届いたので、今、ちょうど作業始めたとこなんですよ!」
(うそつけ!)
でも、しばらくの間は、メットをかぶると両顎が痛いので、バイクはおあずけ…
一日4回の消毒が必要で、自家製きざみ食で力も出ないので、山もおあずけ…
結果、わたしはいつもと同じ怠惰な 安息の日々を過ごしているのでした…
(さて、いつ、復活できるんでしょ?)
(おしまい)