(前回までのあらすじ)
「キング・オブ・OYASHIRAZU」との戦いに挑むわたし!
果たして、勝機はあるのか!?
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その後のわたし、現実から目をそむけて生活しておりました…
あったかくなったから、とりあえずバイクだよ!バイク!!
しか~し!
冬場の間、ブログ同様に放置気味だったCRFを引っ張り出して、いつもの林道へ行ってみると、
あれまぁなんと、今年から「通行止」!
同じく放置プレイのK1200Rでショートツーへ出かけると、なんか変だよ!
エンブレかけると加速するわ、クラッチ切るとエンストするわ、
危なっかしくて乗っていられません!
「アイドルコントロールバルブが怪しいですね!」(モトラッドの兄さん)
「部品入るまで、暫くお待ちください。」
という訳で、Kは入院とあいなりました…(あぁ、また諭吉が飛んでいく…)
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そう言えば、わたしも入院しないといけないんだよ…
現実世界に引き戻されたわたしは、こうしてついに入院の日を迎えたのです。
しばらくは、まともな食事ができそうもないので、前夜は「最後の晩餐」です。
わたし 「フフフ、最後の晩餐、刺身盛りじゃ!!」(日曜なので、わたしが炊事当番)
妻 「そう言って、昨日、○○さんと飲みに行ったじゃない!」
うつわの小さい奴じゃ!
この一瞬を最後と思い、最善を尽くすのだよ!!
「もはや悔いなし!」
2度目の晩餐を済ませたわたしは、いよいよ覚悟を決めたのでした。
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「入院日は、9時半過ぎにお越しください。手術は、翌日になります。」
キングとの戦いに気合の入ったわたしは、8時に到着です…(早すぎ!)
まだ、1時間半もあるよ、なにしましょ?
おっ!、病院の近くに気持ちの良さそうな河原があるよ!
思えば、この数年間で4回目の全身麻酔手術!
(虫垂炎とか鎖骨骨折とか、ビギナークラスだけどね…)
なぜ、私ばかりがこんな目に遭うの?
この不条理な現実を受け止めるには、何か大きな力が必要なのです!
ヒヒヒ…、入院前に飲んだらダメとは言われてませんよ!
(ていうか、常識的に考えて、それあり?)
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3回目の「最後の晩餐」の美酒に酔いしれながら、とうとうと流れる川面を見つめます…
悠久の時の流れの中で、わたしは一人、思いを巡らすのでした…
(おしっこの管、入れるのかな?)
(つづく…)