ママ
おお、ジョニー、地下室の扉を開けたの!?
まさか、見てしまったの!?
ジョニー
ごめんよ、ママ!
僕、キャサリンに会いたかったんだよ…
(前回までのあらすじ)
ジョニーの怨霊にとりつかれたわたしが見たのは、
戦慄の出来事の数々だった…
~~~~~
その昔、この峠の麓にある里まで逃げ延びてきた8人の落武者達は、
村人に捕まり、首を刎ねられたといいます。
祟りを畏れた村人達は、8つの「おひつ」にその首を入れて、峠に祀ったことから、
「ヤビツ峠」と名付けられました。
以来、丑三つ時を過ぎると、どこからともなく琵琶の音が聴こえてくるのだとか…
(全然、うそ…)
昼なお暗い、この峠を越えて、わたしは目的地を目指しました…
かれこれ、2時間近く走ったでしょうか?
「なにか、おかしい!!」
「もう、とっくに着いてもいいはずなのに!!」
同じ景色が何度も目に入ってきて、わたしはようやく気づきました…
迷宮!?
あわてて近くのドライブインに飛び込み、道を尋ねます。
うつむき加減の年老いた店員は、静かに答えました。
「はやく帰ったほうがいい…」
わたしは、しつこく尋ねた挙句にようやく行き先を確認し、
出発前に、何気なくうしろを振り返りました…
…!!!
そこには、廃墟と化した建物があるばかり…
わたしが、会話をしたあの店員はいったい誰だったの?
もう、なにがなんだか解らずに、
道端に佇む警察官に助けを求めます。
ん!?…
ギャー!!
こんなとこに居たんだね♥
(でも、目がマジ…)
キャサリン?
どこにいるんだい?
わたしは、彼女を探し続けます…
そういえば、キャサリン、
ママの作るブルーベリージャムが大好きだったね…
(なまでしょ? 食べ放題は、ちょっと…)
でも、40分とは、ずいぶん太っ腹!!
(なんだか、よく解らなくなってきたけど、まだつづく)
---
ご訪問いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村・バイクブログ(BMW)
↑
ランキング参加中につき、よろしければ、
ぽちぽちっと応援クリックをお願いします。