わたしの住む関東地方にも、いよいよ台風が近づいてきました!
わたし、酒を飲むとき以外は、よほどのことがあってもバイク通勤です。
きちんと装備していれば、大雨でも大丈夫なのですが、
さすがに台風と雪はつらいです。
仕事中に台風が直撃し、暴風吹きすさぶ中、帰宅を強行したときは、
さすがに生きた心地がしませんでした。
瞬間最大風速40メートルの殺人的な風が、縦横無尽に容赦なく吹き付けます。
あと、夜中に降った雪が明け方に凍り、
路面ツルツルの状態で出勤したときも半泣きでした。
道中、戦いに敗れて事故っている方々を横目に、
「君の分もがんばるよ」と、ひたすら会社を目指し、
がむしゃらに進むわたしは、なんと勤勉なサラリーマンなんでしょう!
そんな命からがら出勤したわたしに対して、
「こいつ、いい歳してなに考えてるんだ…」と、
冷たい視線を浴びせる上司や部下が気にならなかったといえば嘘になりますが、
へこたれてはいられません。
そんなわたしの気持ちを理解してくれるのは、
同じようにバイク通勤していらっしゃる、名も知らぬ戦友の方々だけです。
洪水で膝まで水に浸かってバイクを押しながら、
「おぬしも、なかなか、やりますな…」と、アイコンタクトを交わす一瞬、
そこでは、友情を越えたアイデンティティの共有と申しましょうか、
ある種の連帯感を味わうことができるのです。
まあ、バカが多いということですね…
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