フラクタル心理学:メディカルスタッフコース/患者さんは看護師の心の鏡 | フラクタル心理学 『心の手術室』

フラクタル心理学 『心の手術室』

   オペレーター 白鳥ますみ 元ナース・フラクタル心理セラピストによる思考修正術
                    

フラクタル心理学講師の白鳥ますみですおすましスワンブーケ2ブーケ2ブーケ2

 

メディカルスタッフコース日曜日コースを5月にZoom開催します。

 

--【お知らせ】-----------------------------------------------------------------------

フラクタル心理学

メディカルスタッフコース開催

赤薔薇5月 日曜日コース(Zoom開催)

5月16日、23日、30日(すべて日曜日) 9時~17時/全21時間(お昼休憩1時間)
▶お申込はこちら  (テキスト郵送のためお申し込み期限は5月10日まで)

▶詳細はこちらをご覧ください

【このような方におすすめします】
・医療、介護、福祉等に携わっている方

・心や身体のケアをする職業の方

・心身の疲れから休職されている医療者・介護者の方

・自宅で介護をされているご家族

・ご興味ある方でしたらどなたでもご受講いただけます

※フラクタル心理学「ケアする人の心と身体の癒し講座」と「メディカルスタッフコース」は

どちらからご受講いただいても構いません

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【看護師のAさん(40代女性) 5人兄弟の3番目(中間子)、独身】

Aさんは看護師として20数年 総合病院に勤務している(三交代勤務)

毎日の仕事が忙しく、常に疲労感があり顔色も悪い。

「患者さんを笑顔にしてさしあげたい」とAさんは話す。

 

 

医療・介護職は社会貢献度が高く、

直接人から感謝されることもあり、やりがいを感じる職業です。

 

一方、医療職は、非日常が「当たり前」の現場です。

その過酷な労働環境・業務内容から、3Kや9Kなどと言われ、

ストレスが貯まり疲れやすい職業とされています。

これは誰もがご存知のことと思います。

 

私には20年近く、看護師としての経験があります。

三交代で体もきついし、「仕事」と割り切ろうと思っても

辛そうな患者さんを見て心が折れそうになるときも度々ありました。

 

・患者さんと接するなかで心理に興味を持ったこと

・私自身くよくよと悩むことが多かったこと

・看護師の友人が精神的に落ち込み働けなくなったこと

・私の母が病気を患ったこと

 

このようなことから心理に興味を持つようになり、フラクタル心理学を学びました。

現在はフラクタル心理学講師・フラクタル心理カウンセラーをしています。

 

医療機関で医療者・介護者・患者家族を対象とし、

3年に渡り、延べ300件のカウンセリングをさせていただきました。

 

フラクタル心理学を学び、カウンセリングを実施して分かったこと。

看護師としては少し現場を離れ、看護師という職業を外側から見たときに分かったこと。

 

過酷な医療現場で、それに輪をかけて医療者を疲れさせる原因。

 

それは、

「医療者自身の心(=思考)」

でした。

 

 

例えば、医療者が「あの患者さん辛そうだな」と感じるとき、

実は、医療者ご自身の「辛かったとき」を自然と思い出して共感しています。

医療者・介護者は、日々、患者さんに自分自身を重ねてケアしているのです。

 

もしくはそのような体験がない場合でも、

患者さんの辛い状況を想像し、患者さんに寄り添おうとします。

 

「ネガティブな状況」を思い出したり、イメージしたりする。

 

意識していなくても、この心の動きが何十年と繰り返されます。

患者さんに寄り添うよう教育も受けてきていますので、

医療者の方はこれが当たり前になり、疑問にも思っていないと思います。

 

同じサービス業でも健康な人を対象とした仕事もあります。

ネガティブなイメージを続けてきた人(またはネガティブな場面をすぐにイメージできる人)と、

そうでない人とでは、

何十年後に与える心身への影響は違ってくると思いませんか?

 

 

患者さんに自分自身を重ねてケアしている

では、どんな自分を重ねているのでしょうか?

 

それはもう自分でも記憶にない幼少期のころに遡ります。

 

 

さて、冒頭の看護師Aさんの話に戻りましょう。

 

ご自身もクタクタなのに、患者さんを笑顔にしてさしあげたいと話すAさん。

 

患者さんも大事ですが、「まず自分」ありきですね。

 

Aさんはどんな自分を患者さんに重ねてケアしていたのでしょうか?

 

5人兄弟のAさん。

2歳のときに妹、5歳のときに弟が生まれています。

上の兄、姉とも歳が近いです。

 

Aさんのお母さんは年の近い幼い子どもたちが5人もいて、子育てが大変だったでしょうね。

子ども一人一人にじっくり向き合う時間はありません。

5人いれば、一人にかける時間がどうしても少なくなります。

 

そんなとき、5歳の子どものAさんが考えたこと。

 

お母さん、もっと私の方を向いて!

妹や弟のところにばかり行かないで!

兄弟みんな、平等に接して!

私を笑わせて!

 

フラクタル心理学ではこのような幼少期の思考を探っていきます。

 

お母さんに振り向いてもらえなかった。

だから、大勢の患者さんに対し、

お母さんにそうして欲しかったように

平等に接するよう努め、

みんなを笑顔にしてさしあげたいと思っていたわけです。

 

‐お母さん=看護師であるAさん

‐5人兄弟=大勢いる患者さん

 

⇒お母さんに笑わせてほしかった(常に機嫌のいい状態でいたかった)

⇒だから、看護師Aさんは患者さんみんなを笑顔にしてさしあげたいと思う

 

このような「フラクタル(相似形)」があります。

 

すっかり忘れていた記憶でしたが、

この記憶が蘇ってくるとAさんは子どものように泣きじゃくりました。

これは、大人のAさんが泣いているのではなく、心のなかの子どものAちゃんが泣いているんですよ。

これを子ども心、インナーチャイルドと言います。

 

そして、インナーチャイルドの思考修正をしていきます。

 

お母さんはAちゃんを放っておいたわけではなく、

5人の歳の近い子ども達を前に優先順位を考えながら動いていたことでしょう。

子ども全員を笑顔にしなくても、食事や洗濯などやるべきことはやってくれていました。

十分に愛のあるお母さんですね。

 

これをAさんのインナーチャイルドAちゃんに教えてあげるのが思考修正です。

 

以降、Aさんは

‐躍起になって、患者さん全員を笑顔にしてさしあげようとは思わなくなった

(「あれはインナーチャイルドが作動していたのか」と分かるようになった)

‐優先順位を考えて仕事をするようになった

‐仕事は相変わらず大変だが、気持ちがとても楽になった 

‐看護に対する意識が変わったように感じる

‐結婚したいと思うようになった

とのことです。

 

 

このように、患者さんはケアする人の深い心理を見せてくれる鏡です。 

この仕組みを活用し、患者さんとの関わりを通して、

Aさんのように心身を疲れやすくしている思考を発見し、根本的に修正するのが

メディカルスタッフコースです。

 

もし、Aさんのような心理で働く看護師さんが大勢いたとしたらどうでしょう?

 

昨今のコロナ渦においては、次から次へと対応が迫られます。

看護師さんは自分で自分の心理に振り回され、倒れてしまいかねません。

 

まず自分の健康ありき。

まず自分の心ありき。

そうでなくては、本当の看護はできません。

 

患者さんに寄り添う以前に、まず自分に寄り添うことを、

これからの看護教育で伝えていく必要があるでしょう。

 

看護師が本当に健康になるなら、

傾聴、共感や受容を超え、患者や患者家族の心に効果的に響く精神的ケアができるようになるでしょう。

 

医療者・介護者の心身を癒し、非日常的でストレスを感じやすい現場であっても、 

健康を維持しながら働くことができるようになる、

今までにない新しい心理療法をお伝えするメディカルスタッフコース、

ぜひ、ご参加ください!!

 

 

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【白鳥個人セッション(Zoom)】

白鳥個人セッション料金(税込)
2時間 55,000円
1時間 33,000円


・フラクタル心理学をまったく学んだことのない方には2時間をおすすめします

・フラクタル心理学を学ばれた方は1時間でいいかと思います

 

ご希望の方はメールでお問合せください。

赤薔薇masumi.shiratori.taw@gmail.com

 

 

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