「ヤング≒アダルト」
★★★★☆
【公開】2011年
【製作国】アメリカ
【製作国】アメリカ
【上映時間】94分
【監督】ジェイソン・ライトマン
【原題】Young Adult
この映画はですね、正直まったく期待しないで観たんですけど
かなり良かったです!
監督ジェイソン・ライトマン、脚本ディアブロ・コーディは「ジュノ」のコンビだそうです。
「ジュノ」も割と面白かったような記憶があります。
37歳のメイビスはミイネアポリスでティーン向け小説の最終話を執筆中。
そこへ、元カレのバディから
「赤ちゃんの誕生パーティーに来てください」
というメールが届く。
行こうかどうか悩んだ末、バディとのよりを戻せるのではないか?と考え故郷の田舎町マーキュリーへ帰る。
ホテルに到着したメイビスは、地元のバーへ行くと学生時代ロッカーが隣だったオタクのマットに再会。
学生時代は眼中になかったマットと仲良くなるメイビス。
翌日、元カレのバディと再会すると、メイビスは
やっぱり、結婚生活を苦にしてるんだわ!
と勘違いし、何としてもバディとのよりを戻そうと決意。
そんなメイビスを見て、心配になるマットは、バディの家庭を潰すのか?と忠告するが・・・・
といった内容です。
37歳の独身女性が妄想恋愛の末に暴走しまくって、最終的にみんなから白い眼で見られてしまうんだけど、
「いや、それでも私は間違ってなかった!バカなのはこの田舎街よー!」
って思って都会に帰って行くという凄い話です。
もう全ての展開が最高でしたね。
主人公のメイビスの痛々しさったらないんですけど、そんなメイビスを見ていると
なんだか他人事じゃないなぁ
って思ってしまう自分がいます。
なので、最終的に大恥かいて、あぁ悲しい終わりだなぁって思っていたら
でも間違ってない!
って開き直るこの精神力は見習うべきものがありますよ。
そして、この物語で重要な要素として音楽というのがあります。
メイビスが劇中で何度も何度も聴いているのが
Teenage Fanclubの「The Concept」
なんですよ。
バディと付き合っていた頃にもらったと思われるカセットテープに入っている思い出の曲。
この選曲のセンスがもうたまりません。
正直、自分にとってもTeenage Fanclubは青春の1ページを飾ったバンドなので、もう泣けちゃうんですよね。
しかも、この思い出の曲をバディの奥さんがバンドでカバー演奏しちゃうんですよ。
その演奏を見て
ガーン
ってなるんですけど、もう切なすぎる。
はたから見てたらかなりイタイ女性のはずなんです。誰がどう見てもバディとよりを戻すのは不可能なんですけど、なんか応援したくなる。
一重にメイビスが大人になり切れていないからかな、と思います。
映画のタイトル「ヤング≒アダルト」というのは、主人公が書いている小説のジャンルで日本でいえばラノベみたいなものっぽいんですけど、この言葉がまんま主人公の人格にも当てはまっているんですよね。
大人になり切れないんです。
それは、学生時代メイビスに憧れていたオタクのマットも同じです。
この2人だけ、大人になり切れていないんです。
だから2人だと気が晴れるというか、なんでも喋れたりします。
で、普通ならこの2人がくっついてハッピーエンドかな、と思いきやそうでもないのがいい!
マットは、自家製のお酒作っちゃったりして、そのお酒に「スター・ウォーズ」に登場する惑星の名前をつけちゃうような人です。
部屋にもフィギアが大量にあって、いろんなフィギアのパーツを組み合わせてオリジナルキャラ作ってしまったりね。
このオタクな感じがいいなぁ、と思いますね。
憧れの女性だったメイビスも自分も年喰ってもう見れたもんじゃない感じになるんですけど、それでもやっぱり彼女の味方でいようとする感じが泣ける。
マットの妹もちょっと痛い感じなんですけど、最終的に彼女の言葉でメイビスは救われるんです。
そして、新な人生を踏む出す決意をする。
いやー、いい映画でしたね。
主演のシャーリーズ・セロンがいかにも
昔は美人でイケイケだったんだろうけど、いまは・・・・
みたいな感じを凄く上手に出してました。
これは普通にいい映画だと思います。気になった方はぜひともご覧ください。
予告編
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