「エマ」
★★★☆☆
【公開】1996年
【製作国】イギリス
【上映時間】122分
【監督】ダグラス・マクグラス
【原題】Emma
ジェーン・オースティンの小説を映画化した作品。
ジェーン・オースティンと言えば「傲慢と偏見」や「ノーサンガー・アビー」などの名作を多く書いている作家さんで、個人的にも大好きです。
今回観た「エマ」もそんなオースティン作品が原作ということで観てみました。
しかし、ですねこのオースティン作品の映画化というのは今まであまり良いと思えるものを観た覚えがないのです。
「エマ」も正直な感想を言えば
ちょっと微妙だった
という感じでしたね。
恋のキューピットをとして、一組のカップルを成立させたことから、自分には恋の橋渡し役の才能がある。と思い込んだエマは、友人のハリエットと牧師のエルトンを結び付けようとする。
ハリエットには求婚してくれる農夫がいたが、エマはその結婚は断ってエルトンと結婚した方が良いと説得。
ハリエットはその求婚を断り、エルトンとの関係に興味を持つようになる。
しかし、エルトンが好きだったのはエマだった。
カップリングに失敗したエマは落ち込む。
最初からハリエットとエルトンのカップリングには消極的だった友人のナイトリーにしかられて少し反省するエマ。
そんなある日、美男子で有名なフランクと出会う。
エマも少し気になっていたフランクだったが、今度こそとハリエットにフランクを紹介するエマだったが・・・・
といった感じの内容。
まずこの映画を観ると誰もが感じることが
エマの性格の悪さ
だと思います。
主人公の美しくて賢い女性エマなんですけど、とにかく自分の思い通りにならないと嫌!って感じの性格で、自分ならこの2人を組み合わせて幸せにできる!といった傲慢さも持っています。
しかも、登場人物の中で最も美しい容姿を持っていて、そこがまた鼻につくんですよね~。
ハリエットには元々いい感じの男性がいたにも関わらず、エマがそそのかしてその男と別れさせて、他の男を紹介するけど、その男は結局エマは好きだったっていう最悪な展開を呼んでしまい、反省するかと思いきや再び同じようなことを繰り返すエマ。
これは、観ててかなり痛かったですよ。
そんなエマを叱咤するのが友人のナイトリーなんですけど、この人は割と正しいことを言っているんですけど、どうもラストでの役割しっくりきませんでした。
いや、少女漫画っぽい展開なのかもしれませんねこれこそが。
ちなみに美男子フランクを演じるのはユアン・マクレガーです。
この映画の良い部分も書いておきましょう。
19世紀のイギリスを描いている映画なのですが、個人的にはこの頃のヨーロッパを舞台にした映画は無条件で好きなんです。
とにかく、お屋敷がかっこいい、家具が可愛い、洋服が可愛い、風景が美しい。
オースティン作品の映画化はあまり成功している感じのものはないような気がするんですけど、この点に関しては全て素晴らしいです。
特に今回観た「エマ」はとにかくお屋敷の内装がめちゃくちゃに可愛い。
ピンクの壁紙の部屋があったり、扉が淡いブルーだったり、壁一面に豪華な額に飾られた絵画が飾ってあったりと、どのシーンを観ても凄く可愛いのです。
これは、もうこれだけで観る価値ありですね。
そして、エマの衣装もとても可愛いです。
白いワンピースのような衣装が多いんですけど、そのワンピースにもそれぞれ個性があって凄くいいです。
内容的にはそんなに好きな感じではなかったんですけど、ビジュアル的にはめちゃくちゃ好きな感じでした。
原作の小説を読んでみたいなぁ、と思いました。
気になった方は観てみてください。
予告編
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