「リアリティのダンス」
★★★☆☆
【公開】2013年
【製作国】チリ、フランス
【上映時間】130分
【監督】アレハンドロ・ホドロフスキー
【原題】La danza de la realidad
先日、紹介した「ホドロフスキーのDUNE」(感想はこちら)の主人公ホドロフスキー23年ぶりの新作映画です。
伝説のカルト映画監督ホドロフスキーの新作ってことで、話題性の高い作品となりました。
ホドロフスキー自身の少年時代を描いた作品となていて、カラフルな色彩が印象的な作品となっております。
パッケージのビジュアルに登場する一見美少女に見える子供がホドロフスキーの少年時代で、その後ろにいるおじいさんがホドロフスキー本人です。
少年アレハンドロはユダヤ人であるということで同級生からからかわれている。
共産党員の父ハイメは、女の子のようなアレハンドロに対して、男らしくなれと試練を与える。
金髪の髪を切り捨て、痛みに耐えるのが男だとアレハンドロを殴りつける。
さらに、歯医者の治療を麻酔なしで行わせ、真の男であれとする。
父ハイメは、独裁政権のイバニェス大統領を暗殺しようとするが・・・・・
といった内容でして、ホドロフスキーと父親との複雑な関係や、世界と関係を描いた作品になっています。
父親役を演じるのは、幻の大作「DUNE」で主人公役を演じるはずだったホドロフスキーの息子ブロンティス・ホドロフスキー。
現実の物語がベースになっているはずなんですが、時々幻想的なシーンが入ってきます。
その辺がいかにもホドロフスキーらしいんですけど、年も取っていい感じに丸くなってきた感じが漂っていて良かったです。
「ホーリー・マウンテン」なんかに比べると、かなり丸くなった印象を受けました。
全体的なストーリーも結構理解しやすいし、お得意のエログロっぽいシーンも少なめ。
その代わりに、原色の美しい絵作りが印象的です。
少年アレハンドロの後ろに時々現れて、その心情を告白する現在のアレハンドロ。
自分の過去を描くのに、ここまでの妄想力で描いたなかなかの力作ではないでしょうか。
おもしろいか、おもしろくないかで言えば、あまりおもしろくないかなって感じですが、なかなかいい映画だったような気がします。
「ホドロフスキーのDUNE」があまりにも面白かったので観てみたしたが、まぁ観て良かったかな、って思いました。
実はまだ彼の代表作である「エル・トポ」まだ観てないので、きっと自分はあまり好きではないと思うんですけど、教養としてそろそろ観ておこうかな、って思います。
気になった人は観てみてください。
予告編
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