「LOL ~愛のファンタジー~」
★★☆☆☆
【公開】2008年
【製作国】フランス
【上映時間】98分
【監督】リサ・アズエロス
【原題】LOL (LAUGHING OUT LOUD)
日本未公開のフランス青春映画です。
フランスのオシャレな高校生たちの、恋愛模様を中心に、家族との関係と、大人たちの恋愛模様を描いた映画です。
正直な感想を書くとですね
退屈な映画だった
という感じになってしまいます。
全てがありがちで、どのエピソードもどこかで見たことうような内容だったんですよね。
コメディとして見るとあまり笑える部分はないし、恋愛映画として見るとトキメキがない、家族ものとして見るとちょっと中途半端な感じに見えてしまう。
調べてみると、アメリカでリメイクされた映画があるとか。
しかも、アメリカでは大コケしたらしいですね。そりゃーそうでしょう、って感じですけど。
この映画のほとんど唯一といってもいい見どころは
オシャレなフランス!
ってところですからね。
高校生のロルは1年間付き合っていた彼氏に浮気をしたことを告白され、別れる。
友人と思っていた男友達のバンドマンとじょじょに仲良くなり付き合うことになるが、勘違いでこれまた大喧嘩をしてしまう。
ロルの母親は離婚した父親と時々交流をもっていたが、ロルはそれも気に食わなかった。
しかし、母親に新しい恋人ができる。すると父親と母親の関係がぎくしゃくしてくる。
さらに、ロルの書いていた日記を偶然母親が見つけて読んでしまい、そのことでロルと大喧嘩をしてしまい・・・・・
といった青春ものの王道のようなストーリーなんですけど、面白みがない!
自由奔放に見えるロルが実はまだ処女だったり、彼氏とすれ近いで喧嘩したり、とありがちな内容ばかりで、この映画のオリジナリティがいまいち見えにくい作品でした。
唯一おもしろかったのが、学校の旅行でイギリスに行くシーン。
ここでのイギリスの描き方がひど過ぎてちょっと笑えます。
フランス人って本当にイギリスが嫌いなんだな、って感じです。
そのくせ、音楽はイギリスのバンドばっかりで
どないやねん!
ってツッコミ入れたくなるんですよ。
だって、ブラー、スーパーグラス、キーンですからね。
めっちゃUK好きやん。
クールブリタニアやん。
あと、見どころといえばやはりオシャレなパリっこたちですね。
高校生とは思えないほどスタイリッシュでキマってます。
男の子はみんなめちゃくちゃオシャレでかっこいい。
女の子もみんな凄くかわいいし、やっぱりオシャレ!
どうやら、この映画に登場する学校に通っている子たちは基本的に金持ちみたいで、みんな豪邸に住んでます。
その分、親も厳しかったりして、そのことで悩んだりしてるんですけど、またその悩みがしょーもないんですよね。
そんなしょーもないことで悩んだり、親と喧嘩したりできるんだから幸せな子供たちばかりですよ。
しかも、最終的には凄く平和に和解しますからね。
最後に、主人公の母親を演じているのがソフィー・マルソーなんですよね。
彼女の映画はデビュー作の「ラ・ブーム」(感想はこちら)が凄く良かったんですけど、この映画も学園生活と初恋のようなものがテーマになっていて、両親との関係も恋のエピソードと共に平行して進んで行くんですよ。
さらに、タイトルについている”~愛のファンンタジー~”という、とてつもなくダサイ邦題なんですけど、これは「ラ・ブーム」のダンスシーンでかならずかかっている曲のタイトルなんですよね。
なので、おそらくこの「LOL」って映画は「ラ・ブーム」の現代版のようなイメージで制作されたのではないかと思うのです。もしくは、オマージュかな?
その映画にソフィー・マルソーが母親として出演しているってのが意味があっておもしろいなぁ、って思いました。
凄くオススメってわけではありませんが、気になったよ!という方がいれば見てみてはいかがでしょう?
予告編
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