「ウィズネイルと僕」
★★★☆☆
【公開】1988年
【製作国】イギリス
【上映時間】107分
【監督】ブルース・ロビンソン
【原題】WITHNAIL AND I
1960年代後半を舞台にしたダメダメな青春映画。
この手の映画は凄く好きでこの映画も前半は凄くおもしろかったです。
ただ、後半、特にラストが少々ありきたり過ぎてちょっとがっかりしてしまいました。
ロンドンで売れない役者をしている僕。
そして、僕と同居しているウィズネイル。
2人は役者で大きな役を目指しながらも、毎日昼間から酒を飲み、ドラッグをたしなむという日々を送っていた。
都会の喧騒に疲れた僕は
しばらく郊外でゆっくりしたい。
と訴え、ウィズネイルの叔父で、郊外に別荘を持っている男を訪ねる。
まんまと別荘のカギを借りることができた2人は田舎の別荘へと旅立つ。
別荘に到着したのはいいが、薪が無くて寒いし、食糧もない。
近所の農場で食糧を頼んだら、生きた鶏をもらい戸惑う2人。
さらに、深夜のパブで出会ったあやしい男と口論になったウィズネイルは、深夜に男が自分を殺しに来るんじゃないかと気が気でない。
1人で寝るのが怖くなったウィズネイルは僕と一緒に寝ようとするが、その時窓の外で物音が聞こえる・・・・・
と、まぁこんな感じのお話です。
まず、前半のおもしろかった部分といえばロンドンの喧噪に疲れた2人が意味のわからない会話をしばらく続けるところです。
このシーンはかなり序盤なんですけど、このシーンで一気にこの映画の世界に入り込むことができました。
だいぶんお疲れのようで、仕事もなくてお金もなくて、どうしようもない自分たちに対してもかなり現実を見たくないモードに入っている感じがするんです。
同じダメ人間としては結構共感してしまいました。
とにかく、なぜか一緒に暮らしているウィズネイルという友人が本当にダメ過ぎて笑えます。
口は悪いんだけど、度胸はない。ほとんどのシーンで酒を飲んでいる。友人である僕を簡単に売る。
主人公はなんでこんな奴と一緒に暮らしてるんだろうなぁ、って不思議に思うくらい一緒にいてなんのメリットもない人です。
かと言って主人公がちゃんとしているかといえばそうでもなくて、主人公も基本的にはダメ人間です。
でも、ウィズネイルよりはマシって感じなんですけど。
ダメ人間を主役にした映画って基本的に好きなんですよね。
この映画は本国のイギリスでは熱狂的なファンがたくさんいるみたいですが、それもなんかわかる気がします。
後半になってくると、物語が収束していく感じがして、ちょっと物足りない感じがしてしまうのが残念でした。
最後まで、冒頭のあったような意味不明なエネルギーがあればもっと好きな映画になってただろうなぁ、って思います。
気になった方はぜひ観てみてください。
予告編
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