映画「アンダーグラウンド」 | 渋谷宙希のブログ

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「アンダーグラウンド」
★★★★☆




1995年のフランス、ドイツ、ハンガリー、ユーゴスラビア、ブルガリア映画。


旧ユーゴスラビア出身の映画監督エミール・クストリッツァの代表作。



カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞している作品。


15年くらい前に1度観たことあった映画なんですけど、ほとんど内容覚えてませんでした。


久しぶりに観返してみると、凄い映画だなぁ、って思いました。



第二次世界大戦っからユーゴ内戦までの激動の歴史を描いた大作映画。




1941年ナチス進攻中のベオグラード。


ナチスの爆撃を受けベオグラードは壊滅状態。


共産党員のマルコとクロは、一族を引き連れ巨大な地下室に退避し、武器の密造を行う。


クロが恋する舞台女優ナタリアはナチスの将校フランツの恋人になるが、クロはフランツからナタリアを奪い返す。



しかし、フランツが率いるナチス部隊からの攻撃を受けクロはナチスに拘束される。


マルコはクロを救出するためにため敵のアジトに潜入し、クロの救出に成功するが、その時にクロは負傷し、地下室で暮らすことに。


その後、マルコは祖国解放の戦争に勝ちぬき国の英雄となるが、地下室の住人たちはナチスとの戦争が続いていると言われ続け、武器を作り続けていたが・・・・・・





といった内容です。


歴史の事実と、壮大なフィクションがなかなかうまい具合に重なり合っているような気がしました。



ユーゴスラビアの歴史に関してはあまり詳しく知らないんですけど、こんなことがあったんだねー、みたいな感想です。


ストーリーや登場人物に貸しては、なかなか個性的でインパクトも大きいです。



映像的にもなかなか面白くて、独特の演出で見せてくれます。



クロの息子が地下で結婚式を挙げるシーンがあるんですけど、このシーンがなかなか美しいんです。




この映画はなんといってもラストのシーンが凄く不思議でいい感じです。



様々な解釈ができるもので、個人的にはこのような終わり方は好きです。


基本的には凄くいい映画です。


凄く大作だし、ユーゴスラビアという国を知るためには非常におもしくて、壮大で、しかも幻想的でいいんですけどねー、長いんですよね。



170分あります。


ほぼ3時間ですよ。


いっきに観ようと思うとこれはなかなか大変ですよね。


第二次世界大戦がまだ終わってなくて、地下で戦い続けているって設定がなんか村上龍の「五分後の世界」って小説を思いだしてしまいました。


気になった方は是非ご覧ください。




予告編








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