「錆びた黄金」
★★☆☆☆
1981年のアメリカ映画。
この映画の原題は
「Eureka」
です。
ミュージシャンのジム・オルークの傑作アルバム「Eureka」のタイトルの元ネタになった映画です。
ジムのアルバムのタイトルはこの映画を監督したニコラス・ローグが監督した作品から取っているようです。
ジムはかなりの映画マニアで、映画を題材にしたトークショウもやってました(感想はこちら)
前から気になっていたんですけど、なかなか観れなかったんで今回よーやく観れました。
結果的にはちょっと微妙だな
ってのが感想です。
ニコラス・ローグの映画はすでに「ジェラシー(Bad Timing)」(感想はこちら)という映画を観ていたんですが、これもそんなに凄く好きな感じではなかったので、初めからあまり期待していなかったんですけどね。
1925年、ジャックはアラスカで金鉱を発見し、望んでいたもの全てを手に入れる。
それから20年経ち、生きる目的を失ったジャックは気の抜けた生活を送っていた。
1人娘のトレーシーは、フランスからの亡命者で何かとジャックに反抗的なクロードと結婚してしまう。
ある日、ビジネスパートナーのチャールズから土地の売却を持ちかけてくる。
チャールズはマフィアと繋がっており、カジノ建設のためジャックの土地を狙っていた。
しかし、ジャックは土地の売却をキッパリと断り・・・・・
と言った内容。
まず、アラスカで金を探している時に謎過ぎるシーンが満載です。
さびれた村で、拳銃自殺をする男を目撃するんですけど、このシーンがあからさまに人形丸出しなんですよね。
なかなかかっこいいシーンではある思うんですけど、あまりにも人形丸出しなんで冷めちゃうんですよね。
これがコメディなら爆笑ポイントだと思うんですけど、マジでやってる感じがちょっと痛々しい。
あとはとにかく意味不明なシーンのオンパレードでした。
とりあえず、富も名誉もなにもかも手に入れたはずの男が、目的を失ったことによって「死」んでしまった。
というお話だったんだと思います。
黄金を見つけた瞬間に男は人生の目標を失ってしまい、その時点ですでに魂は死んでいる。
残りの人生はただひたすら肉体の死を待つのみ。
映画の中につねに漂っている「死」のイメージはなかなか凄いものがありますが、映画の完成度としてはいかがなものか、って思ってしまう内容でした。
気になった方、ジム・オルークのファンの方はぜひ。
予告編
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