「晴れ、ときどきリリー」
★★★☆☆
2010年のフランス映画。
主演は「ミスター・ノーバディ」(感想はこちら)や「マリーアントワネットに別れを告げて」(感想はこちら)の大アン・クルーガーと、「スイミング・プール」や「8人の女たち」などフランソワ・オゾンの映画によく出ているリュディヴィーヌ・サニエの2人。
この映画の見どころはなんといっても映像のかわいらしさだと思います。
正直言って脚本はちょっと微妙だったきがしますが、映像的にはかなりよかったです。
良かったと言っても、映像自体が凄く美しい!って感じではなくて、とにかく写ってるものが凄くかわいい。
その辺が見どころでしょうか。
もちろん主演を演じる2人の女優さんの演技も素晴らしくて、これもこの映画の見どころの一つではないかと思います。
無垢な心を持ったまま大人になったリリーは田舎で母と2人で暮らしていたが、突然の母の死により1人で暮らすことに。
しかし、リリーは1人で生活する能力に欠けているため、都会で夫と暮らしている姉クララと暮らすことになる。
しかし、自由奔放なリリーの生活や態度はトラブルばかり起こしてしまう。
リリーの奔放さについて行けないクララはじょじょにリリーとの関係がギクシャクしていく。さらに、夫や夫の家族との関係にも亀裂は入り始めてしまう・・・・・・・
といった内容です。
とんでもない行動をするリリーなんですが、彼女の言ってることなんかはただ純粋なだけで、結構正しかったりするんですよ。
でも、普通の社会生活を送っていくには純粋すぎて周りの人間からすれば突拍子もなく感じてしまい、リリーを白い目で見てしまうんですよね。
正直言って、
純粋な少女
っていう設定のキャラクターは様々な映画に登場する気がしますが、ここまで正直な純粋さを描いているものは少ない気がします。
日本的な純粋さって宮崎駿なんかが描く少女たちのような清らかで、強い少女のイメージがありますが、この映画では純粋さゆえの毒といいましょうか、
純粋=正義
ではなく、純粋さというのは人を傷つけたりすることもあるってのが割と描かれている部分があって良かったと思うんですよね。
気になったかたは是非。
予告編
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