「カポーティ」
★★★☆☆
2005年のアメリカ映画。
タイトルの通り、作家トールマン・カポティを描いた伝記映画。
「冷血」(感想はこちら)を読み終えて、確かこんな映画があったなぁ、と思い見返してみました。
この映画は特にカポーティの代表作である「冷血」を取材し、書き上げるまでを描いた伝記映画なので、読み終わったら見ようと思っていたんですよ。
作品と取材対象である犯人との間で苦悩するカポーティの姿がとても痛々しく、迫真に迫っていました。
1959年にカンザス州でおきた一家4人を殺害した事件を知ったカポーティはこの事件を題材に新作を書くことに。
取材のため、幼馴染のハーパー・リー(「アラバマ物語」の作者)と共に現地を訪れ、関係者や警察などに取材。
さらに、犯人が逮捕されてからは直接犯人と会話をし、事件当日いったい何があったのか?
犯人はどのような人生を歩んできたのか?
ということを細かく聞き取っていく。
犯人のペリー・スミスはじょじょにカポーティに心を開いていき、様々なことを語りだす。
そして、ペリーはカポーティが自分を無実のしてここから出してくれると思うようになるが、カポーティの作品にはペリーたちに有利な内容にはないってはいなく、犯人と作品との間で苦悩することになる・・・・・
といった内容。
カポーティを演じるのはフィリップ・シーモア・ホフマン。
この作品で、アカデミー賞主演男優賞を獲得。
この人の演技がとにかく素晴らしかったです。
カポーティが実際に話している姿を見たわけではないんですけど、きっとこんな人だったんだろうなぁ、って言うのが伝わってきて凄くリアルに感じました。
カポーティは「冷血」以降作品を書き上げることはなく、アルコール中毒で死んでいます。
この取材がかなり大きな原因になったとも言われています。
他人の人生に入り込んで、その人生を追体験し、それを作品に書き上げるということがいかに大変な作業か、というのを教えてくれる映画のような気がしました。
気になった方はぜひご覧ください。
予告編
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