「プライズ -秘密と嘘-」
★★★☆☆
2011年のメキシコ、フランス、ポーランド、ドイツ映画。
第61回ベルリン国際映画祭で撮影と美術の2部門で銀熊賞を受賞した作品だけあって、映像の美しさと、独特の世界観は素晴らしい作品でした。
物語の舞台はアルゼンチンなんですけど、映画の中ではつねにどんよりと重たい雲に覆われて、強い風が吹いているんです。アルゼンチンって南米の明るい国っていうイメージがあったので、凄くギャップがあっておもしろかった。
この重たい空気が物語とも直結していて、内容と映像がひとつになっている印象を受けました。
1970年代のアルゼンチン。
軍事独裁政権下で、親戚を殺された母と幼い娘セシリアは海辺の小屋に身を潜めて暮らしていた。
作文の得意なセシリアは、自分の親戚が軍のよって殺されたという真実を書いてしまい・・・・・・
と、いった内容です。
この映画の素晴らしいところは冒頭にも書いた美しい映像です。
軍事独裁政権下のアルゼンチンの重たく、暗い空気を見事に映像化しています。
ほとんどのシーンは海辺で、ここ何作か海辺が舞台の映画を連続で見てる気がしました。(「アニエスの浜辺」「ある海辺の詩人」など)
さらに、台詞の量がとても少なく、映像と演技だけで物語っていく手法はとても良かったです。
音楽もまったくなく、淡々と物語が進んでいくのですが、あまりにも静かな映画なので、ついつい途中で眠たくなってしまいます。
最初に見たときは中盤で完全に寝てしまい。気が付いたら映画終わっていました。
退屈だから寝るというよりも、映像の心地よさで寝ちゃうんだと思います。
主演の少女の演技も素晴らしく、なにげに登場する犬もとってもいい味出してました。
予告編
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