「ある海辺の詩人 -小さなヴェニスで-」
★★★★☆
2013年のイタリア、フランス映画。
イタリアの美しい町並みと、異国から来た女性の抱える孤独、詩人と呼ばれた老人の美しい関係がとても良かったです。
主演はイタリアのアカデミー賞(ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞)でアジア人として初めて主演女優賞に輝いた「長江哀歌」「四川のうた」のチャオ・タオ。
素晴らしい演技を見せてくれました。
幼い息子を中国に残し、イタリアへ出稼ぎに来ている女性シュン・リー。
観光地ヴェニスからも近い猟師町キオッジャの小さなバー”オステリア”で働くことになったリー。
オステリアは地元の男たちの憩いの場。
このバーの常連である老人4人組は毎日のようにバーを訪れる。
始めは言葉もままならなかったリーだったが、次第にイタリア語での会話もできるようになり、じょじょに地元に打ち解けていく。
中でも、老人4人組の1人で仲間から詩人と呼ばれているベーピと親交を深める。
リーは幼い息子をいイタリアへ呼び寄せるため自らの借金と、息子の渡航費を貯めていた。
しかし、そのお金を貯めるにはまだまだ先は長く、毎日息子に手紙を書いている。
ある日、リーとベーピの関係を疑う噂が出る。
その噂を聞きつけたリーのボスから「ベーピとはもう会話をするな」と命じられる・・・・・
といった内容。
中国からイタリアへやってきて言葉もわからない、友達もいない環境でもコツコツまじめに働くリーの姿がとても印象的でした。
そして、美しい詩を通じてやはり孤独を感じている老人との心の交流を図るのです。
とにかく、イタリアの猟師町の美しい景色と、中国の美しい詩がとてもマッチしている映画でした。
主人公リーの幸せを祈らずにはいられません。
リーのルームメイトが浜辺で太極拳をやってる姿がエキセントリックでこれまた素敵でした。
気になった方はぜひご覧ください。
予告編
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