映画「ヴィオレッタ」 | 渋谷宙希のブログ

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「ヴィオレッタ」
★★★★☆







2011年に公開されたフランス映画。


写真家イリナ・イオネスコの娘であるエヴァ・イオネスコが自らの体験を元に自らが監督し映画化した作品。


幼いころから母の被写体としてヌードモデルをしていた経験していたエヴァと母親との葛藤を描いた映画です。


とにかく、主人公ヴィオレッタを演じる少女アナマリア・ヴァルトロメイが凄い美少女でビックリします。



撮影当時11歳だったそうですが、ただかわいいだけではなく凄い色気のある演技していて、その美しさにただただ脱帽。


ちなみに、実際のエヴァはこちら↓妖艶な美しさがあります。




12歳の少女ヴィオレッタはひいおばあちゃんとたまにしか帰ってこない母と3人暮らし。


ある日、母がカメラを持って帰ってくると、ヴィオレッタをモデルに写真を撮り始める。





最初は母と一緒に過ごす時間や、少し大人の世界に踏み込んだような楽しさがあったが、母から服を脱ぐように指示されることに少しずつ違和感を持つようになる。


ヴィオレッタをモデルにした母の写真は好評を得て、その写真は様々な雑誌などで公開されていく。


学校の同級生からヌードモデルをしていることでからかわれはじめるヴィオレッタ。


普通の子供がするような遊びはじょじょにできなくなり、モデルとして肌を露出することにも嫌気がさしたヴィオレッタは母親に対して反発するようになっていく・・・・・






といった内容。


芸術家の母と、美し過ぎる娘の物語なんですけど、とにかく母親がぶっ飛んでて娘は大変そうです。


学校でも浮きまくりですもん。



もはや異世界の人間のよう。


ヴィオレッタは普通に同級生と冒険ごっことかして遊びたい年頃なんだけど、半分は大人の世界に足を踏み入れてしまっているので、子供としても生活できないし、大人としても生活できない凄く中途半端な状態で苦しみます。



子供としての幸せを経験することができなくなってしまい、悲しみを帯びたヴィオレッタがさらにその美しさに拍車をかけ、母は写真にとどめようとしてしまう。


写真を撮る人間としては美しい娘を美しく写真で残したい。という気持ちは凄く理解できるんですけど、母親として娘のヌードを世間に公開していって気持ちはいまいち理解できません。


少女のうちにヌードを撮影しておくのはいいと思うんですけど、それを公開したいというのはどういう心境なんでしょうか?


しかし、バルテュスの描いた少女の絵画なども同じよような意味だったんでしょかね。



美しい少女を美しくて無垢な状態のうちに写真なり絵画に残しておきたい。という感情は理解できるし、少女が少女として普通に暮らしたいって気持ちも凄く理解できるので、この映画はどちらの感情にも共感してしまい、なかなかつらかったです。


とにかく、アナマリア・ヴァルトロメイの演じるヴィオレッタの美しさを見るだけでもこの映画を見る価値はあると思いますので、気になった方は是非ご覧になってください。




予告編








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