「アデル、ブルーは熱い色」
★★★★☆
2013年に公開されたフランス映画。
2013年の第66回カンヌ交際映画祭コンベンション部門で最高賞のパルム・ドール賞を獲得した作品です。
ちょっと長い映画でしたが、いい映画でした。
パルム・ドールを受賞した際、監督だけではなく主演女優2人にも賞が贈られたとか。これは史上初のことだったそうです。
それくらい、ヒロインである2人の女優の演技が素晴らしい作品でした。
15歳の少女アデルは平凡な高校生。
年上の男の子といい感じになって、付き合うことになるが、どうもトキメキを感じない。
ある日、友達の女の子が
「アデルはかわいいね」
と言われ、なんとなく嬉しくてドキドキしてしまう。
そして、なんとなくその友達とキスをする。
初め心がときめいたアデルだったが、その友達は冗談でキスをしただけで、恋愛感情はとくに持ち合わせていなかった。
ショックを受けたアデルは、ゲイの友達(男の子)と一緒にゲイバーげ行く。
男性同士のカップルを見たアデルは女性同士が集まるゲイバーへ初めて足を踏み入れる。
そこで青い髪の少女エマと出会い、二人はじょじょに仲を深めていく。
二人は激しく愛し合うようになり、一緒に暮らすようになるのだが、本来性格や生きる方向性が違う二人の間にはじょじょに亀裂が入っていく・・・・・
といった内容で、いわいる同性愛を扱った映画です。
主人公であるアデルが
自分は男が好きなのか?女が好きなのか?
と戸惑いながら迷っている姿がとても美しく、せつなく、みずみずしく描かれています。
実際にアデルは自分自身では常に戸惑いながら生きているような印象を受けました。
芸術家を目指す破天荒は少女エマとは対照的に、教師ななりたいと考える堅実なアデルは全く正反対の性格の持ち主で、アデルはつねにエマが自分に飽きて他の女の子を好きになるのではないだろうか?と不安を抱いている。
そして、幼稚園の先生になったアデルは、職場では自分がレズビアンであることを隠している。
一方のエマも、アデルにはもっと自分自身を表現して欲しいと願いっていて、自分の芸術仲間にアデルを紹介する時も、文章を書いている、と紹介したりする。
二人の関係もオープンにしているエマ。
この二人が出会ったときから、すでに終わりが見えているような関係で、それがまた情熱的に恋愛感情を燃え上がらせたのではないかな、って思いました。
思春期の頃って、自分の恋愛対象がどっちなんだろうか?って悩む時期ってありませんか?
自分自身はそんな時期が一瞬あった気がするんですよ。
小学生の頃とか特にそんなこと考えたてました。
今ではちょっと考えれらないんですけど、友達と二人でファミコンしてる時に
今、こいつにキスしたらそんな顔するやろ?
とか考えたことありますもん(笑)
そんな、不安定な年ごとに、そっちの方向へといっきに傾いてしまうようなある種の”事件”が起きたらそっちの世界へ行ってもおかしくない気がします。
そんな、ある種の事件を描いたのがこの映画なんじゃないかな、って思うわけです。
不安定な思春期の少女の心を素晴らしい演技と美し映像で見せてくれるのがこの映画です。
気になった方はぜひご覧になってください。
予告編
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