「あの胸にもういちど」
★★★☆☆
1968年に公開されたイギリス、フランス合作映画。
最近観た「やわらかい手」(感想はこちら)ではおばあちゃんの役で主演したいたマリアンヌ・フェイスフル若き日の代表作といってもいい作品でしょう。
裸の上にレザーのつなぎを着てバイクで疾走する姿はまさに峰不二子そのもの!と思ったら実際に峰不二子のモデルになったみたいですね。
レベッカは優しくて真面目な旦那がいるのだけれど、不倫関係にあるダニエルに会いたくなり夫がまだ寝ている間にバイクにまたがり、ダニエルの住む街へと疾走する。
はっ!これだけです。
ストーリーはこれだけなのですよ。
ただただ、セクシーな女性がバイクに乗って疾走しているだけの映画です。
しかし、この映画なかなかにおもしろい!
疾走しているだけの映画なんですけど、途中でダニエルとの出会いや、その後どうやって関係を深めていったのか、といった過去の回想をはさんで物語は進んでいきます。
不倫相手のダニエルを演じるのは色男アラン・ドロン!
(ニクイ!)
このアラン・ドロンのキャラクターがかっこいいんだけどサディスティックな男で、レベッカに対しても
「愛してない」
なんて平気で言ってしまうような男。
レベッカも最低の男だ!
とわかっていながらも、関係を続けてしまうという女性。
かわいそうなのが、レベッカの旦那さんであるダニエル。
真面目な学校の先生なんだけど、気が弱いところがあって、学校では生徒にからわかれている様子。
優しいだけでは男はモテないようです。
この映画の最大の見どころはセクシーなレベッカや、アラン・ドロンの色男っぷりもあるんですが、なんか演出がとってもサイケデリックでおもしろかったです。
映画の冒頭はレベッカの見る夢から始まるんですけど、その夢の映像が夢というよりもなにかでトリップでもしたのかな?ってくらいぶっ飛んでるんですよ。
原色のハデな色がサイケデリックに画面を覆うようなそんな映像と、支離滅裂な登場人物がまさに飛んでるね!って感じでおもしろかったです。
バイクで爆走中にもそんなサイケデリックな映像がちょこちょこ挟み込まれるんですけど、そこら辺もなんか笑える感じで良かったです。
それから、レベッカのファッションや、アラン・ドロンのファッションなんかもなかなかの見どころです。
60年代ってやっぱりオシャレだなぁって思います。
ただ、中盤からラストのオチがだんだん読めてきて、本当にその通りになっちゃたのがちょっと残念だったかなぁ~って思います。
予告編
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