映画「17歳」 | 渋谷宙希のブログ

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「17歳」
★★★★☆








2013年のフランス映画。


フランソワ・オゾンの最新作です。



この監督さんはかなり好きな監督さんなんですけど、結構当たりハズレのある監督さんで、個人的に言うとこの人の映画はいわいるエンタメ系の作品と、文学系の作品の二種類ある印象です。


この「17歳」という映画は文学的な雰囲気のある映画でした。



主人公の少女は夏に17歳になったばかりのイザベル。


バカンスで訪れたリゾート地で知り合ったドイツ人青年と初体験を経験する。


秋になり、普段の生活に戻ってっきたイザベルは、自らサイトを運営し、客をとる娼婦になっていた。



初体験をしてからほんの数カ月で・・・・


常連の客であるジョルジュと行為の最中にジョルジュが心臓発作で死んでしまう。



突然のことに気が動転したイザベルは逃げるようにその場を離れてしまう・・・・・・





夏に初体験をすませた17歳の少女が、その年の秋には娼婦になっている衝撃は凄かったです。


この子に一体なにが起こったんだ!?



て誰もが思うでしょう。


この物語の最大のポイントがそこだと思うんです。


17歳の少女はなぜ娼婦になったのか?



物語の中で彼女が娼婦になったいきさつが多少は語られるんですが、はっきりした理由は語られないのです。


しかし、そのヒントはいくつか登場します。


そのヒントから観ている人が読み取るしかないのです。


少女は性にとても強い関心を抱いています。


彼女が最初に体を売るきっかけになったのは学校の周辺で自分の電話番号を配っている中年との接触。


様々な理由からその後自ら客をとるようになる。


少女はとても純粋に見えるし、とても頭がいいし、優しい。


お金が目的でもない。


しかし、彼女にはなにかが欠けている。



そんな描かれ方をしてます。


なんとなくなんですけど、村上春樹の小説に通じる部分があるような気がしました。


今「ノルウェーの森」を読んでるかもしれませんが。。。


娼婦の少女が主人公なんで、セックスのシーンがたくさん出てくるんですけど、ボカシの入れ方がちょっといまいちだった気がします。


相手の男性が全部ボカシで隠れてるシーンがあって


こいつどんなかっこしてんだ!?



って思わず笑ってしまいました。


もうちょっと控えてもいいのでは?って思いましたね。


ボカシがひど過ぎて物語にちょっと入り込めない部分があったので。


やはりオゾンの文学系の映画はいいものが多いです。


最後に主演の女の子はかなりの体当たりの演技をしています。



モデル出身の方らしく、若いんだけどかわいいというよりも美しい女性です。


今後の活躍にも期待したいと思いました。





予告編

































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