「胸騒ぎの恋人」
★★★★★
2010年のカナダ映画。
現在、個人的にもっとも注目している映画監督
グザヴィエ・ドラン
の長編2作目。
彼の映画を観たのは「わたしはロランス」「マイ・マザー」に続いて3本目です。
現在観ることができる作品はこれで全て観たことになりますが、
やっぱ天才!
ですね。
この映画でも監督、脚本、製作、主演をこなしているのですが、全てにおいて素晴らしい才能を発揮しています。
物語はある男女3人の恋の物語。
ゲイの青年フランシス
ある日、パーティーで美しい青年ニコラと出会う。
2人とニコラはすぐに打ち解けて、3人で遊ぶ機会も増える。
3人で旅行に行った時、フランシスとニコラが2人で仲良くしている姿に嫉妬をしたマリーはフランシスと大喧嘩。
それを見たニコラはそれ以降2人と距離を置くようになる・・・・・
まず、フランシスとマリーの関係が不思議でとてもいい。
ゲイの男とストレートな女性であるマリーの不思議な友情関係が一見複雑だけれど、実はとても単純で、しかもなんだか気持ちいい関係。
そこに、美青年ニコラが入ってきて2人の関係もなんだかギクシャクしてくる。
ニコラはある意味無邪気な青年なんだけど、その無邪気さゆえなのか、周りにいる人たちを虜にして、最終的には傷つけてしまうような体質。
小悪魔的と言いましょうか、小悪魔じゃ済まない感じもするんですけど、でもそういう無邪気なところが人の心をひきつけてしまうのかもしれません。
しかし、実際には本当に性格が悪いのかもしれない。
自らの魅力を確認するためにいろんな人を誘惑しているのかもしれない。
「彼は無邪気だから」
なんて解釈をしている時点で自分も彼の魅力に取りつかれてしまっているのかもしれませんね。
映画の冒頭や中盤に入っている数人の男女のインタビューのようおな映像があるが、これは最初なんなのかよくわからない。最終的に
あぁ、そうだったのか
ってわかる仕組みになっていて、その辺の構成のうまさも光っている。
毎度のことながら、音楽の使い方もやはり冴えまくっていて、かっこいいんです。
さらに、今回の映画ではファッションもかなり重要な要素だった気がします。
とにかく、フランシスやマリーの着ている洋服がとってもオシャレで、ここでもセンスの良さを発揮。
この作品は今までみたドラン作品の中では最も青春映画の要素が強くて、単純に観て楽しめる映画でした。
こうなったら来月公開される最新作「トム・アット・ザ・ファーム」も俄然楽しみです!
予告編
最新のMix-Tapeは独立で揺れたスコットランドはグラスゴーのバンドで作ったMix-Tapeです♪
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