映画「ミステリー・トレイン」 | 渋谷宙希のブログ

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「ミステリー・トレイン」
★★★★☆









1989年のアメリカ映画。


監督はジム・ジャームッシュ。


1989年のカンヌ国際映画祭最優秀芸術貢献賞をジャームッシュが受賞。


よく考えたらジャームッシュの映画でまだ観ていないのがあったなぁ、と思い観てみました。


エルビス・プレスリーの街であるメンフィスを舞台に3つのストーリーが少しづつ交差しながら展開する。



最初の物語「ファー・フロム・ヨコハマ」は横浜からやって来たロックンロール大好きな青年ジュンと少女ミツコがメンフィス駅で降りて、プレスリーも使用したという有名なサン・スタジオを見学。



その後、街をさまよい偶然目に付いたアーケード・ホテルに泊まることに。



2つ目の物語「ア・ゴースト」はメンフィス空港で足止めを食ったイタリア人ルイーザは仕方なくメンフィスの街をさまよう。


なんだかんだと変なアメリカ人に声をかけられて、逃げ込むようにアーケード・ホテルへ。




そこで、知り合ったディディと相部屋でホテルを利用することになるが・・・・・




3つ目の物語「ロスト・イン・スペース」は、ディディの元彼であるジョニーと友人のウィル。そして、ディディの兄であるチャーリーの3人が一緒に酒を買うために入った店で、発砲事件を起こしてしまう。



3人はウィルの義兄の働くアーケード・ホテルで身を隠すことにするが・・・・・







最初の2つには物語らしい物語というのはないんだけれど、それが凄くいい。


1つ目の話に登場すえう日本人カップルを演じるのは永瀬正敏と工藤夕貴なんですが、2人ともとてもいい味出してます。



工藤夕貴は2009年のジャームッシュ映画「リミッツ・オブ・コントロール」にも出演していますね。



けだるいジュンと陽気なミツコのコントラストがいい感じでした。


永瀬のリーゼントのきまってます。


2つ目のは少し不思議な話でして。メンフィスに伝わるエルビスの幽霊をめぐる話しです。


変なアメリカ人にからまれるルイーダが気の毒な感じもするんですけど、本人はあまり気にしてない様子なのがいいです。



3つ目の話は物語らしい物語がありました。


彼女にフラれ、仕事もクビになりヤケになったジョニーのトラブルに友人のウィルとチャーリーが巻き込まれるというもので、このジョニーを演じるのはジョー・ストラマー!これがかっこいいんですよねー。


そして、巻き込まれるチャーリーはスティーブ・ブシェイミ!


これがまたいい味出してるんです。


巻き込まれていく様が本当に気の毒で。


全ての物語の舞台となるのがアーケード・ホテル。


ここで働く2人もとてもいい味でした。



ジャームッシュの映画はキャラクターが本当にいい。


黙ってても存在感がある感じがして好きです。


3つの物語がちょっとづつ重なっている感じもおもしろいし、その重ね方もとてもセンスが良かったです。


メンフィスって街に普通に言ってみたいって思いました。







予告編


























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