アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」(TVシリーズ全12話) | 渋谷宙希のブログ

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最近、信頼できる友達から


「まどかマギカ」いいよ



と勧められて、観てみました。


これが、なかなかにおもしろかったです。


最初は絵がどーも受け入れがたくて、なかなか入りこめなかったんですが、物語が進むにつれじょじょにハマっていきました。


この作品自体は結構話題になっていたのでタイトルくらいは知ってたんですけど、どんな内容なのか全然知らなかったので、新鮮な気持ちで観ることができてよかったです。


基本的には2人の少女の物語です。



※ネタバレあります。




ピンクの髪をした少女が主人公の鹿目まどか。


黒髪の少女が暁美ほむら。


物語はほむらがまどかの通う中学校に転校してくるところから始まります。


ほむらはまどかに対して


「魔法少女になってはならない」


など数々の謎めいた発言をして、まどかを困惑させます。


ある日、まどかと親友の美樹さやかは不思議な空間へと足を踏み入れ、謎の怪物に襲われる。


襲われたまどかたちを救ったのが巴まみという少女。


彼女は不思議な力で怪物を撃破。


まみと知り合ったまどかとさやかはキュウべえという謎の生き物から「魔女と魔法少女」の存在を知らされる。


魔女という悪いのがいて、それを倒す魔法少女がいる。


まみはキュウべえと契約をし魔法少女になった女の子だった。


キュウべえはまどやとさやかにも魔法少女になってほしいと持ちかける。


魔法少女になる契約をするとどんな願いでも叶えられるというが・・・・・





このような導入です。


このアニメのおもしろいところは、魔法少女というかわいらしい名前に似つかわしくない魔法少女の残酷な運命にあります。


魔女との戦いの中で命を落とす可能性もあるだけではなく、肉体も人間ではなくなりソウルジェムという宝石のようなものに魂は移し替えられます。


さらに、魔法少女は最終的には魔女に変身してしまうというとんでもない運命にあります。


魔女を倒すために魔法少女になったのに、最後は自分が魔女になってしまう。


これらの事実が物語の中でじょじょに解明していきます。


ほむらがまどかに対して「魔法少女になるな」と警告していた意味がこの辺りになるのですが、それだけではありません。


ほむらという少女はまどかという唯一の友達を助けるためにだけ存在しているといってもいい魔法少女なんです。



時間を移動できるほむらは、来るべき最強の魔女


ワルプルギスの夜


との戦いで死んでしまうまどかの運命を変えるため、何度も同じ時間を繰り返して、まどかを救おうとしているのでした。


しかし、何度やってもまどかを救うことはできません。


それどころか、同じ時間を何度も繰り返すことによってまどかの因果がどんどん増大して、最強の魔法少女へと進化させてしまうのでした。


その事実をしったまどかは最終的に最強の魔法少女になるための願いとして、宇宙の法則を書き換えて、魔法少女が魔女にならない新しい世界を作り出して物語は終わります。


壮大な物語なのに、しっかり伏線を回収できており、ラストもかなり理屈が通ってるところが凄いなぁ、と感じました。



1話1話が壮大な物語の断片であるということも新鮮な感じがしました。


普通TVシリーズのアニメだと1話で1エピソードにしてしまいがちですが、この作品はそうではなくあくまで大きなな物語の一部としての1話だった感じがしたので、12話観るのもそんなにしんどくなかったです。


このアニメを観て思い出したのが


「東京バビロン」

(なつかしい!)




という漫画でした。


全然似た話ではないんですけど、


残酷な運命



というところがちょっと似てるな、と。


この漫画は中学生の時に読んでトラウマになった想い出があります。


もうひとつ思い出したのが手塚治虫のライフワーク


「火の鳥」



という漫画。


最終回でまどかがまるで神のような存在になるのですが、それが神というよりも火の鳥みたいになったなぁ、って思ったんです。


宇宙を象徴する存在というか、宇宙と同等の存在というか。



このラストは素晴らしかったですね。


ちなみに、作家でTVコメンテーターしておなじみの宮崎哲弥は


「世界構造を熟知した功利主義者であるキュゥべえに対して”凡夫であるまどかが菩薩や如来への階梯を駆け上がっていく成長物語”」



と仏教的なアングルで見ていたらしく、これは凄くしっくりきました。


たしかに、


まどかは菩薩になったんだ。



と思うと全てがしっくりきます。


この作品は物語もさることながら、このアニメは作画のレベルも非常に高く感じました。


特に、魔女の作り出す結界という異空間の描写がとても個性的で素晴らしかった。



劇団イヌカレーというアニメ制作グループが担当したらしいんですけど、コラージュの手法を使い一般的なアニメーションらしからぬアニメーションで独特の雰囲気を作り上げていました。




日本のアニメーションってやっぱ凄いって改めて実感しました。


劇場版もぜひ観てみたいと思います。

























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