アート「ビネッテ・シュレーダー 美しく不思議な世界」 | 渋谷宙希のブログ

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現在、伊丹市立美術館で開催中の展覧会「ビネッテ・シュレーダー 美しく不思議な世界」へ行ってきました。


伊丹市立美術館の展覧会情報ページ


絵本作家のビネッテ・シュレーダーさんという方は今回の展覧会で知ったんですが、すっかりファンになってしまいました。


まず、彼女の経歴がなかなか変わっていて、美術学校で絵の勉強をしたのち、グラフィックの勉強をし、グラフィック・デザイナーとなり。さらに写真家としても活躍していたようです。


その後、イラストレーターになって、最終的に絵本作家になった。


グラフィックをやっていた人なので、絵も全てグラフィック的な要素が感じられました。


なので構図や、絵の構成がとてもいいものが多かったです。






この展覧会では、彼女が12歳の時に描いたお手製の絵本も展示されていたんですが、すでに凄いセンスと画力を垣間見ることができます。



才能ある人っているんですね。


この人が絵本デビュー作で、本人の代表作にもなっている


「お友だちのほしかったルピナスさん」


を描いたのは、ある日頭の中に絵本のシーンが浮かんで、それをせっせと2枚の絵にしたそうです。


その絵を出版社の人に見せたら絵本化の話になって物語は一晩で作り上げた。


とか。


この人が言うには絵本の物語や絵のイメージは自分の中を通り過ぎていくもので、それをキャッチするのが絵本製作の作業だそうです。


んー、才能ですかねー。


考えなくても降りてくるなんてうらやましい。


とはいえ、このように物語やイメージが浮かぶのは日頃から想像力を働かせている証拠なんでしょう。


自分も子供のころはかなり想像力のたくましい少年でしたが、大人になるにつれその想像力はじょじょに減っていったと思います。


シュレーダーさんはその想像力を大人になっても維持し続けているのがやはり凄い。


とにかく素晴らしいイマジネーションの世界がそこに繰り広げられており、観ている人間の想像力も刺激されるものばかりでした。






なにも描かれていない景色の中になにかがうごめいているんじゃないか?


という絵が多かったです。


色彩の構成も凄くよくて淡い色のものや、ダークなものもありそのバランスも凄くよかったです。


驚いたのが、70歳を超えた現在でも新作に取り組んでいるらしく、最新作を観る限り絵のスキルがまだ上がっているところでした。


デビュー作の頃から完成されているんですけど、最新作でもちゃんと成長しているのがわかるくらい上手くなっててびっくりです。


絵本の原画もかなりのボリュームがあり見ごたえ十分です。


さらに、絵本になる前の絵コンテや人形作品、グラフィックデザイン、ポスターなど様々な作品が展示されているので、興味ある方はぜひ見に行ってください。


この展覧会は今月31日で終わるのでこの週末にぜひ!



























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Plastic-Mix 20140719



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