「たくさんのタブー」星新一
★★★☆☆
実は星新一の本を一冊丸々読んだのは初めてです。
実家の本棚にあったのでせっかくだし読んでみようと思い読んでみました。
SFショートショートの神様ですものね。
今回読んだ本はSFというよりもちょっとホラー寄りのお話しが多かった気がします。
幽霊とか、霊魂とかがやたら出てくるお話しがほとんどなんですけど、たまに普通にありそうな怖い話みないなのがあって最後まで飽きずに読めました。
文章もとても読みやすくて、さすがだなぁと思いました。
「重要な部分」というお話しの中で
そういえば、なにかの小説で読んだことがあったなあ。タイムマシンではるか昔の原始時代へ出かけた人間、そこでチョウを一匹をふみつぶす。そのため、帰ってみるとちがった世界になっていたとかいう話だった。
というセリフがあるんですけど、この小説ってレイ・ブラッドベリの「雷のような音」のことかな?なんて思いました。
たしか、そんな話だった気がします。
この中で好きだった作品は「知人たち」というお話です。
自分のことを知ってる人間が誰一人としていなくなるというお話しなんですけど、なんというか現代の希薄な人間関係、特にネットなんかで「繋がっている」という実感だけ存在する状態の自分にとってはなんとも考えさせられる内容でした。
「背中のやつ」というお話もよかったです。
これは、背中に張り付いた子供のような老人がいる間は悩んでいる問題がことごとく解決する。というお話し。
座敷わらしのようなものなんでしょうか。
どんな悩みでも解決してくれるので、凄くいてほしいんですけど、、背負ってるのが他の人にも見えるので、ちょっと街を歩くのは恥ずかしいでしょうね。
とっても短くて読みやすくて、アイディアに溢れた短編集でした。
次はもう少しSF色の強い本を読んでみたいと思いました。
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Plastic-Mix 20140719
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