「長靴をはいたねこ -ペロー童話集-」シャルル・ペロー
★★★☆☆
シャルル・ペローは1628年から1703年まで生きたフランスの詩人。
日本でもよく知られた童話を数多く発表している。
今回読んだのは旺文社文庫版の童話集です。
この旺文社文庫の本って始めて読んだけど、装丁がかわいいなぁ、と思いました。
表紙は上のような感じです。
中はこんな感じ
表↓
この本に入っているのが
<昔ばなしとその訓え>
眠れる森の美女
赤ずきんちゃん
青ひげ
ねこ先生 または 長靴をはいたねこ
仙女
サンドリヨン または 小さなガラスの上靴
房毛のリケ
親指小僧
<韻分物語>
グリゼリディス
ろばの皮
おろかな願い
前半の物語に関してはもう有名な物語ばかりですね。
ビックリしたのが「赤ずきんちゃん」でした。
一般的に知られている「赤ずきんちゃん」の物語では、狼に食べられたおばあさんと赤ずきんちゃんは狩人に助けられて、狼は井戸に落ちてめでたしめでたし。
というものだと思うんですが、原作では赤ずきんちゃんが食べられておしまい。
でした。。。。
悲しすぎますよね。
「サンドリヨン」は日本では「シンデレラ」というタイトルで知られています。
これは、知ってる物語のままで安心しました。
本の表題にもなっている「長靴をはいたねこ」も結構きつい話しになっておりました。
<昔ばなしとその訓え>の章では、物語の最後にその話が伝えたい教訓が書かれているんですが、その教訓がなかなかシュールでおもしろいんです。
ペローの童話作品ということになってますが、グリム童話のお話との共通点なんかも多くて、フランスに伝わる民話をリライトしてまとめたのがペローだったんでしょうね。
以前読んだ「フランス妖精民話集」(感想はこちら)の中にあったお話とも似たものが多かったです。
こういう童話ってやっぱり、今だに語り継がれてるだけあっておもしろいなぁ、と思います。
ちなにみ、この本は挿絵もかわいかったです。
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Plastic-Mix 20140719
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