「ねじ式」つげ義春
★★★★★
1968年月刊「ガロ」6月増刊号に発表されたつげ義春による漫画作品。
当時の漫画界に衝撃を与えた作品として、今なお語り継がれている漫画。
漫画マニアなら一度は耳にしているであろう傑作であります。
しかし、この漫画を手放しで傑作と言っていいものかどうかも正直迷うところではありますが、やはり凄い漫画だと思います。
メメクラゲに腕を噛まれた少年が寂れた漁村で医者を探す。
というのが大筋なんですが、この漫画に物語はあってないようなもので、物語を読む漫画ではなく、作者の持ってる世界観や、登場人物の心理などを隠喩によって描いている一種の純文学のような作品となっております。
この
イシャはどこだ!
というセリフや、
この
ポキン金太郎
などは、この漫画を知らなくても、なんか知ってるって人も多いのではないでしょうか?
さらに、キャラクターでいうとこの子↓どこかで見たことありませんか?
この狐の面をかぶった少年は鳥山明の大ヒット漫画「ドクタースランプ」に登場します。
ちなみに、この子の名前は
ねじ式くん
です。そのまま。
鳥山明の世界とは全くテイストが違いますが、やはり衝撃を受けたんでしょうね。
ねじ式の世界観はありとあらゆるところで引用されたり、パロディーになったりしてます。
「うる星やつら」のアニメにはうる覚えなんですが、まるまる「ねじ式」の世界をパロディーした回があった気がする。
パロディーというかあれはオマージュだったんだろうか。
また観たいな。
この強烈な世界観を見せられるとやはり、影響受けちゃうんでしょうかね。
どことなく、寺山修二の「田園に死す」なんかの世界観とも共通するものがあるような気がしますね。
最終的に女医にシリツをしてもらい、血管にねじを取り付けてもらう主人公。
この表情がたまらんです。
気になった方はぜひ読んでみてください。
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Plastic-Mix 20140719
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