★★★☆☆
実家の本棚でオー・ヘンリーやポオの作品集と共に眠っていいた本。
E・V・ルーカスは
「泊まり客の枕元に、オー・ヘンリー、あるいはサキ、あるいはその両方を置いていなければ、女主人として完璧とはいえない」
と評しているそうです。
実際によくオー・ヘンリーと比較されることが多いらしく、この本の解説でのヘンリーとの比較が主になっています。
ヘンリーと比べるとサキの作品は
残酷非情
とされていて、確かにこの本に納められた作品の中にも結構ひどいお話がありました。
個人的に気に入ったのは
平和的玩具
というお話です。
これは、子供のおもちゃ、特に男の子のおもちゃは兵隊の人形や、ピストルのおもちゃなど平和的でないものばかり、と嘆いた主人公が平和的な玩具を作って子供たちにプレゼントする。というもの。
その玩具というのが
有名な経済学者
日曜学校を作った人
衛生検査官
地方議員
地方自治委員会の委員
の人形なのです。
子供たちの
「どうやって遊ぶの?」
と当然の質問に対する回答は
選挙をしたり、清掃をしたり、自分のお役所に関係したことを監視するのさ
というもの。
結局子供たちはその人形で戦争ごっこをして終わるんですけど、この玩具のコンセプトてなかなか笑えるけど、いいアイデアな気もしました。
とにかく子供の読む漫画とかってやたら戦ってるイメージがあります。
自分が子供の頃に観てたアニメなんかもとにかく戦ってました。
ドラゴンボール、聖闘士星矢、北斗の拳・・・・・
ひたすら戦ってましたよ。
最近の漫画やアニメもなんか言ったら戦ってますよね。
なんで、こんなに戦ってなくちゃいけないんだろ?
って思いましたよ。
平和なおもちゃがあってもいいですよね。
他にも
十三人目
というお話がおもしろかった。
五人の子供を持った男と八人の子供を持った女が結婚しようとするのですが、子供が多過ぎることがネックです。
せめて十二人ならなぁ
ってお互いにぼやくんですけど、
十二人も十三人も一緒だろ!
って思わず突っ込みを入れたくなりますよね。
このお話はオチもバカバカしくておもしろかったです。
電車の中でちょっと声が出てしまいました。
全体的に残酷だったりするお話もありますが、風刺の効いたものが多く、ユーモアのセンスがあり、あっと驚くオチのお話もあっておもしろい本でした。
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Plastic-Mix 20140613
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