読書「ソフィーの世界」ヨースタイン・ゴルデル | 渋谷宙希のブログ

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「ソフィーの世界」ヨースタイン・ゴルデル
★★★★☆


14歳の少女ソフィーのもとへ届いた不思議な手紙。その手紙にはたった1行

あなたはだれ?

とだけ書いてあった。

その手紙をきっかけに、ソフィーは哲学の不思議な世界へと入っていく。

小説という形式をとった哲学の入門書です。

14歳の少女ソフィーと共に哲学の歴史を学び、考えることの大切さを学ぶ。

自分は一体だれなのか?

この世界はなんなのか?

なんのために生きてるのか?

神は存在するのか?


人間が抱く解決困難な問いにいどみ続けてきた哲学者たちの様々な思想を歴史を追うような形で学んでいくことができます。

哲学だけにはとどまらず、神学や物理学、生物学などのおおまかな流れや、様々な思想家による世界が向かうべき方向なんかも入ってきて、かなり読み応えがある。

この本に登場する哲学者、科学者、思想家をざあっとあげると以下のような感じ。

・デモクリトス
・ソクラテス
・プラトン
・アリストテレス
・デカルト
・スピノザ
・ロック
・ヒューム
・バークリ
・カント
・ヘーゲル
・キルケゴール
・マルクス
・ダーウィン
・フロイト


など、他にも

ヘレニズム
ルネッサンス
バロック
啓蒙主義
ロマン主義


など、時代背景なんかも解説。

ヨーロッパの思想や哲学の歴史をざっと勉強できてしまうお得な小説。

14歳の少女が主人公なので、実にわかりやすく書かれているのもいい。

さらに、小説なのでもちろん物語がある。

この物語も不思議な、御伽噺のようでなかなかおもしろかった。

まるで、鏡の国のアリス」のようなファンタジックでメルヘンチックな物語なのです。

特に、物語の中盤から、序盤から出続けていた伏線の回収が始まるので、いっきにおもしろさがアップする。

物語としても哲学の入門書としても、この本はなかなかに優れた本だと感じた。

常識にとらわれず、様々なことに疑問を持ち、自分なりの答えを探すのはとっても大事なことだなぁ、と思った。

















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