★★☆☆☆
フランス領時代のインドシナを舞台に壮大なスケールで描かれた愛と革命の物語。
この映画は1992年に公開されたものだから、最近の作品に比べるととっても若い感じがする。 結論から言えばそんなに好きなタイプの映画ではなかった。
まず、登場人物が全員性格が悪いか頭が悪いかどちらからしかいない。だから誰にも感情移入できなかった。
ドヌーヴが育てている養女の女の子はまだ純粋な感じがしていいんだけど、ちょっと映画的過ぎるキャラクター造形で、あまり好きじゃなかったなぁ。
それから、映画とはいえあまりにもなご都合主義が目についた。
ドヌーヴ演じるエリーヌが恋に落ちた青年将校ジャンがたまたま道端で助ける少女がエリーヌの養女カミーユだったり。恩人であるジャンに一目惚れしたカミーユがジャンを探して旅するんだけど、たまたま旅に同行する家族の目的地にたまたまジャンがいたり。とかなりたまたまの連続で物語が進められていく。 今時そりゃないよー、って思っちゃうなー。
1番目についたのは、物語の軸にはベトナムの独立運動があるのだけれど、やはりフランスの目線で独立を描いているので、どーもフランスの上から目線がまたまだ根強く残ってる感じがした。
独立運動の中心になるのはフランス人女性に育てられたカミーユだったり、フランスで勉強したカミーユの便宜上の夫であったりするからだ。フランスの悪いところも描かれてるんだけど、いいとこもフランス。みたいな空気が常に漂っていたのがいただけなかった。
メロドラマ仕立てになっているので、日本では女性にとても人気があった作品らしい。女性に人気があるってのはなんとなく理解できる内容だった。 禁断の恋に恋の逃避行。だものね。
青年将校ジャンとカミーユが船で逃亡して、何日も海を漂うシーンはロマンチックでなかなか良かったです。 2人はあのまま死んでしまうのが1番幸せだったんじゃなかろうか?なんて思っちゃうけど、それだと革命の話にならないんだよね。
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