【ダリア栽培マニュアル】
栽培・管理・出荷方法
根付き苗が納品される。4寸または5寸鉢に1本定植する。定植後、潅水をして、電照(暗期中断)を行う。気温は20度以上保つように管理をする。根が十分に張ってきたら、2節残してピンチを行う(わき芽が取れないように注意する)。水やりの際は常に液肥を行い、株が大きくなるように意識をする。
ダリアの株が大きくなってきたら電照を切り、スペーシングを行う。スペーシングの際は鉢と鉢の感覚は広くとるようにする。通気が悪いと病気が多発するため注意する。
 
ダリアの株が大きくなり過ぎないように印を付け、矮化剤の散布を行う。大きくなりすぎると株がグラグラしたり、出荷規格が合わなくなってしまうこともあるため日々の観察が重要となる。
ダリアの病害虫はとても多く、病気はうどんこ病、灰色カビ病、立枯れ病、害虫はダニ、ハモグリバエ、アザミウマ、アブラムシ、アオムシなどが多発しやすいため、見つけたらすぐに農薬の散布が必要になる。害虫対策として防虫ネットの活用や定期的な農薬の散布が効果的である。
出荷の際は傷んだ葉を取り、トレーに入れて用意する。出荷先や企画によって品種を混ぜたり、シールを貼ることもあるので確認をする。
ダリアは日当たりと風通しが良く、水はけの良い土で育て、土がしっかりと乾いてから水をやりましょう。生育期には肥料を切らさないように緩効性肥料を3週間に一度の間隔で施します。過湿に弱いため、水やりの際は晴れの日が続くタイミングに行うようにすると良いでしょう。また、病害虫がとても多いため、定期的な農薬の散布も重要です。