| 【カーネーション栽培マニュアル】 |
| 栽培・管理・出荷方法 |
| 11月頃根付き苗が納品される。4寸鉢に1本定植する。定植後、潅水をして苗の根と土の隙間を埋める。定植から2週間は気温を10度以上保つように管理をする。根が十分に張ってきたら土の表面から2.5cm〜3cm残してピンチを行う。水やりの際は濃度の濃い液肥をあげ、株が大きくなるように意識をする。カーネーションは乾燥を好む。 |
病害虫の多発を防ぐため月2回、殺虫剤と殺菌剤の散布を行う。初期段階で気づくように意識し、発生後はすぐに農薬を散布する。
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| カーネーションはゴールデンウィーク頃〜母の日までのピンポイントの期間に出荷をする必要があるため、開花調整をしっかり意識する。具体的には花が遅れ気味の場合、暖房の温度を上げるなど。花が咲きすぎる可能性がある場合、遮光ネットを活用するなどの工夫が必要になる。目安や基準は過去のデータや生育写真などを元に判断をする。 |
| カーネーションは通気が悪いと病気が発生するため、スペーシングは早めに行う。 |
| 病害虫は多く、病気は立枯れ病、斑点病など、害虫はアザミウマ、アブラムシ、ハエなどが多発しやすいため、見つけたらすぐに農薬の散布が必要になる。 |
| 出荷の際は傷んだ葉を取り、袋(スリーブ)に入れてトレーにセットする。出荷先や企画によって品種を混ぜたり、シールを貼ることもあるので確認をする。 |
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| カーネーションは日当たりと風通しが良いところを好みます。水やりは土が乾いたらたっぷりと与えます。肥料を切らさないように2週間に1回のペースで緩効性肥料を追肥すると開花期間を長く楽しめます。7月以降は半日陰の場所へ移動し、傷んだ花柄を取って来年も楽しめるように管理を行いましょう。 |
| 高温多湿に弱く、風通しが悪いと病気になりやすいため注意が必要です。また、寒さには比較的強いですが、最低気温が5℃を下回らない場所で管理すると良いでしょう。 |