左右の脳をフル活用!?しっかりBBカードであそんだ成果
こんにちは、渡邊希です。
先日の小学生が集まったBBカードゲーム大会!
嬉しいことが起こりました!!
みんなが笑顔で過ごせたこと?
---はい、もちろん嬉しかったです!
6年生が手伝ったこと?
---はい、それも嬉しかった!
でも、さらに驚きと共に嬉しかったことがあるんです!!
文をすっかり覚えている!!
実はこのカードゲーム、私の教室で長年使用しているものではありません。
2年前、このカードについて知り、去年、このカードについて学び始めたのです。
そして昨年度の終わりごろ、試しにレッスンで使ってみたところ、思った通り生徒さん達も食いついて来たので導入を決めました。
そうです。
レッスンで毎週使うのは、今年度からなのです。
ですから、今回のゲーム大会では1学期にたくさん遊んだ、お馴染みのゲームで遊びました。
いつも3-4人でやるゲームを10人でプレイするのですから、それだけでも楽しいはずです。
加えて、今回は初めてのゲームも取り入れました。
それが、今回の「ともだち1、2、3!」
今までは、私が読み札を読んで、生徒さんたちがそのカードを裏返すという手順でできる様々なゲームをしてきました。
しかし、今回の新ゲームは、1,2,3で出したカードで同じ絵カードの人がいたら、同時にそのカードのセンテンスを言わないといけません。
今までは『リスニング(聞く)』だったものが、今度は『スピーキング(話す)』というわけです。
ハードル上がりますよね。
きっと、指導者である私が率先して文を言わないとゲームが進まないだろう。
そう思って始めたのです。
すると、どうだったと思いますか?
いつも文字カードの文字を読んでいた私は、絵を見て、とっさに文が出てこないのです。
文章はよく聞いていて、暗記はしていたのにもかかわらず、です。
つまり読むための文が目の前にないと、さっと文が出てこないのです。
一方で、6年生は間髪入れず、次々にフルセンテンスを言ってきます。
恥ずかしがり屋の3,4年生の声も聞こえてきました!
たった3か月、レッスンの最後の10分間遊んできただけで、すばらしい
しっかり右脳も左脳も使って長期記憶!
聞いたり読んだりした話は左脳にしか入らない。
その為、すぐに忘れてしまうそうです。
まさに、カードの絵を見ないで読んだ、絵を見ないで車の中で聞いた私の例ですね。
一方、情景と共に聞いた話は右脳を刺激するので記憶に残りやすいそうです。
また、声に出すと左右の大脳半球の大部分が活発に活動して、長期記憶に組み込まれやすいのだそうです。
このBBカード、生徒さん達は、聞こえた文と絵を結び付けて裏返し、その度に聞いた文をリピートするのがお約束です。
言えない子は、聞こえたことだけ、言えることだけでOK。
しかし、ゲームをやればやるほど何度も何度も絵を見ながら文を繰り返し口に出すので、すっかり覚えてしまうのですね。
情景(絵カード)と共に声をだして覚えた文章は、右脳を刺激するだけでなく、左右の脳を活性化させて、しっかりと長期記憶として刷り込まれていくのですね。
とはいえ、まだまだ使い始め。
1学期でこれですから、今後が本当に楽しみでなりません。
See you next time
※ハッキリ言っておかしな絵ばっかりなんですけどね、しかし、これがまた、子供たちの記憶に残りやすいようです。
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