切開リフト後のフィラー注入?おすすめしません+代替案はこれ! | プラネット整形外科

 

 

こんにちは。

時々、コミュニティサイトを見ると、切開リフト手術後に顔のボリュームが不足したり、くぼんで見えたりすることに悩んでいる方が多くいらっしゃいます。

皮膚を引き上げる過程で、ボリュームが失われてしまうケースがあるためです。

この問題を解決するために、フィラーを注入してもよいのかと質問される方も多くいらっしゃいます。

しかし、私は決しておすすめしません。

基本的に切開リフトは、皮膚と筋膜層を引き上げることで、たるんだ部分を改善する手術です。

ところが、手術後にフィラーを注入すると、引き上げた皮膚層の上に人工的にボリュームを加えることになります。

引き上げた部位の間にフィラーが凸状に入ると、フィラーの位置がずれる可能性も高くなり、引き上げた部位に問題が生じることもあります。

このほかにも、さまざまな問題が発生する可能性があります。

今回は、これに関連してどのような問題が起こるのか、また、どのように補うことができるのかについてお話しします。

 



「このような」問題が発生します

先ほどお伝えしたように、手術直後にフィラーを使用すると、さまざまな問題が生じる可能性があります。

順番に、どのような問題が起こるのかをご説明します。


1)仕上がりへのリスク

基本的に、手術後の状態が安定するまでには約3〜6か月の時間が必要です。

この時期にフィラーを注入すると、腫れが引く前に注入した物質が本来とは異なる位置に定着してしまう可能性があり、最終的な仕上がりを予測することが難しくなります。


2)フィラーが移動するリスク

フィラーは皮膚の中に注入されると、その場に定着し、安定するまでにかなりの時間がかかります。

しかし、手術によって組織がまだ安定していない状態でフィラーを注入すると、内部で移動が起こったり、左右差が生じたりする可能性があります。

3)リフトアップ効果を妨げる可能性

皆さんは、重力に逆らって上方向へ引き上げる手術を受けた状態です。

しかし、フィラーは反対に、重力による負荷を加える役割を果たします。

そのため、かえってリフトアップを妨げ、手術によって得られた改善効果を半減させる原因になることがあります。

4)手術後の免疫反応

手術直後から3〜6か月間は、皮膚の免疫反応が活発になります。

そのため、この時期にフィラーを注入すると、炎症が発生する可能性があり、さらに結節などの副作用が生じるリスクも高くなります。



こうした理由から、切開リフト手術後は、少なくとも6か月〜1年程度はフィラーの使用を避けることが望ましいです。

また、その後にフィラー注入を希望される場合も、ご自身の顔の状態をよく把握している執刀医のもとで施術を受けることが大切です。

したがって、ボリューム不足が気になる場合でも、手術直後はできるだけ避け、その後、医療スタッフの判断のもとで施術を受けるようにしてください。

 




それでは、代替案はないのでしょうか?

切開リフト手術後に顔のボリューム不足が気になる場合は、フィラーの代わりに、より安全で効果的な代替案を検討することをおすすめします。

ここで大切なのは、手術の仕上がりに悪影響を与えず、自然にボリュームを補える方法を選ぶことです。

その代替案が、脂肪注入です。

脂肪注入は、身体のほかの部位から脂肪を採取し、精製した後、必要な顔の部位に移植する方法です。

そのため、フィラーとは異なり、アレルギー反応や拒絶反応が起こるリスクが低いという特徴があります。

また、初期には脂肪の定着率が低くなることもありますが、移植した脂肪が安定すれば、長期的に維持され、その後に変形する可能性も低くなります。

特に、切開リフトと同時に計画的に脂肪注入を行うことは、顔の構造を改善すると同時にボリュームを補える、よい方法といえます。

手術の際に脂肪注入を検討できなかった場合でも、

対象部位が安定した後であれば、追加でボリュームを補い、切開リフトの仕上がりをさらに引き立てることができます。

また、脂肪注入には自然な仕上がりが得られるというメリットもあります。

脂肪細胞は生きた組織であるため、周囲の組織となじみやすく、時間の経過とともに、より自然に定着していきます。

ただし、この点は皮膚のタイプや状態によっても異なるため、

むやみに施術を決めるのではなく、必ず医療スタッフと慎重に相談したうえで検討することをおすすめします。

今回の内容について、さらに気になる点がある方や、相談をご希望の方は、お気軽にご質問ください。



ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

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